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> FITELnet-F100 firm V01.20(00) 05/03/31 release
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下記の新規機能を追加いたしました |
(1) |
RADIUSクライアント機能を新規にサポートいたしました。 設定モード:基本設定モード コマンド:ppp authorization interface dialer radius コマンド |
下記の変更を実施しました |
(1) | show file firmware の表示で、従来はファームウェアファイルの転送が完了して、チェックサム確認中に、VALIDにしていましたが、これをチェックサム確認後にVALIDとするようにしました。 |
(2) | pingコマンドでhost名を指定した時のエラーメッセージを修正しました。 |
(3) | BRI回線(ISDN/HSD)でのIPCPネゴシエーションにおいて、IP-Compression-Protocolオプション(002d:VJcompressオプション)の取扱い動作を変更しました。 <変更後の動作> ・相手装置から受信したIPCPにVJcompressオプションが含まれていた場合に、Configure-Rejectを返すように変更。 ・自装置からのIPCPにVJcompressオプションが含まれることは無い。(従来通り) <変更前の動作> ・相手装置から受信したIPCPにVJcompressオプションが含まれていた場合に、Configure-Ackを返す。(データ通信において、自装置が圧縮データを送出することは従来から可能) ・自装置からのIPCPにVJcompressオプションが含まれることは無い。 他社接続において、F100が送出したIPCPにVJcompressオプションが含まれていないのにも拘わらず002f(uncompress)のフレームを送出する装置があり、TCP通信が異常となる現象が発生する場合がありました。今回の変更により、このような装置とのTCP通信においてもデータ圧縮を行わない正常通信が可能となります。 |
(4) | HSD運用でshow interface dialer xx実施時に、不必要な情報表示(ISDN運用部分)を削除しました。 |
下記の問題点を改修いたしました |
(1) | DHCPクライアント機能使用時、DHCP-REQUESTしたのとは異なるDHCP サーバからのNAKが、正しいDHCPサーバからのACKより先に来た場合にアドレス取得に失敗していました。DHCP-REQUESTしたサーバのserver-idをチェックすることにより、このようなイレギュラー環境において異なるDHCPサーバからのNAKを受信した場合でも、アドレス取得が可能となるようにしました。 |
(2) | ダイレクトブロードキャスト機能が正常に動作しなくなる場合がある現象を修正いたしました。 ip directed-broadcast 設定を登録した状態で、自インタフェースのネットワークブロードキャストアドレス宛のパケット中継が連続した場合に、これを中継できなくなる現象が発生しておりましたが改修いたしました。 |
(3) | BRI回線(HSD/ISDN)への送信方向負荷が高い状態の時に、HSD回線から受信したパケットの中継処理が遅れる現象を改修しました。これに伴い、LCP-ECHO機能を使用時にECHO無応答による回線切断が発生し易い状況が改善されます。また、LCP-ECHO要求のtimeoutが1秒固定であったのを、LCP-ECHO送信間隔に連動するように変更しました。 |
(4) | traceコマンドのIPv6指定でhost名実行した場合に、host名が表示されないのを修正しました。 |
(5) | pppoeセッションを確立していないインターフェースでpppoeフレームを受信させるエラーケースにおいて、メモリリークが発生する現象を改修いたしました。 |
(6) | loopbackインターフェイスのMTU値が、MIB値と"show ip interface"の値で異なる現象を改修いたしました。 |
(7) | フラッシュメモリアクセスの排他制御漏れにより、書き込み動作中(erase/write)に同時に読み込み動作(read)が発生する場合があり、稀に装置configが破壊(NVF:sum error表示)される現象を改修しました。 |
(8) | IPsec冗長機能を同一IFで使用する設定条件でバックアップpeerとIPsec通信している状態から、メインpeerが復旧してもメインpeerとの通信に戻らない現象を改修いたしました。 |
(9) | ip helper-address の設定が、登録順ではなく、IPアドレスの桁/数値を元にソートされてしまう現象を改修しました。 |
(10) | IPsec負荷分散機能を使用する場合、interfaceモード下に crypto map の設定を行うことが必要条件ですが、この設定が無い場合にも show crypto multi-path で IPsec負荷分散が有効となっているように表示されてしまう現象を改修いたしました。 |