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FITELnet-F1000ファームウェア リリースノート

FITELnet-F1000 firm V02.01(00) 05/06/17 release
---FITELnet-F1000ファームウェア V02.00(00)からの変更点---
下記の新規機能を追加いたしました
(1) 経路監視機能、イベントアクション機能をサポートしました。
(2) VLANインターフェースでVRRP機能をサポートしました。
(3) LANインターフェースでNAT機能をサポートしました。
(4) sa-up route機能がIPsecインターフェースに対応しました。
(5) ポリシールーティング機能に、nexthop監視機能を追加しました。
(6) 高速化キャッシュ機能をコマンドによりoff/onできるようにしました
( flow-cache ip [ disable | enable ] デフォルトは enable )。
(7) IPsecのスループットが向上しました(約 160 Mbps)。


下記の変更を実施しました
(1) オートネゴシエーションの結果、フロー制御を行うことになったかどうかを、show lineコマンドで確認できるようにしました。
(2) 暗号化対象パケットの送信エラー処理において、IPsecインターフェース以外の場合では、中継に失敗した際にも、中継したものとして各種統計情報でカウント処理が行われていました。
(3) show interface vlanifコマンドで、フレームのinput/output数を表示できるようにしました。
(4) ip routeコマンドのnexthopに、Point to Pointのインターフェースではない vlanif を設定できるようになっていましたので、設定できないようにしました。


下記の問題点を改修いたしました
(1) OSPFに関するshowコマンドの実行時に、表示が滑らかにできないことがありました。
(2) show ipv6 neighborsでneighbor情報が表示されませんでした。
(3) line lanモードのpriority thresholdで0を設定しても反映されずに、デフォルトの4で動作していました。
(4) IPsecインターフェースのUp/Down処理に時間がかかることがありました。
(5) L2QoSで、入力ポートにdefault priorityが設定されていた場合、priority値に関わらず、優先データとして処理されていました。
(6) 全二重イーサーネットの輻輳制御で使用されるpauseフレームの送信において、送信元のMACアドレスが不正な値となっていました。
(7) show qos classの統計情報がカウントアップされないケースがありました。
(8) 学習フィルタリングを使った場合、NAT機能と併用しないと、FTPで通信できないことがありました。
(9) ポリシールーティング機能や、インターフェースのup/downによる経路切り替えが発生した場合に、中継データが連続していると、経路の切り替えが行われないことがありました。
(10) IPsecインターフェースでunicastRIP機能を使用する場合に、unicastRIPで受信した経路が有効にならない場合がありました。
(11) VRRPとは関係のないインターフェースのUp/Downにより、VRRPの状態遷移が発生することがありました。
(12) VRRPの仮想IPでIPsecした場合に、VRRPの状態遷移が発生後、自装置からのIPsec確立(イニシエータ動作)が行えなくなることがありました。
(13) 「NISCC-532967 TCP 実装の ICMP エラーメッセージの処理に関する脆弱性」にて報告されている問題について対応しました。
脆弱性の詳細についてはこちら

  • Source Quench の問題に対して、Source Quench 機能を off/on できるようにしました( ip source-quench [ disable | enable ] デフォルトは disable )。
(14) IPsecインターフェース利用時に、対向のVPNピア宛のルートがダウンした場合に、コンソールが操作不能になることがありました。
(15) ポリシールーティングで、受信インターフェース指定でクラシフィケーションした場合に、うまく動作しないことがありました。
(16) ポリシールーティングで、受信インターフェースと送信インターフェースが同じになる場合に、redirectを送信していました。
(17) 特権ユーザモードのshow report-allで、working.cfgとrunning.cfgの内容が表示されませんでした。
(18) ripでスタティックルートを再配布していた場合に、その経路がダウンしてもripでの再配布が止まりませんでした。
(19) VRRPの仮想IPでIPsecした場合に、既存のVRRP設定をowner設定に変更すると、IPsec通信できなくなっていました。
(20) VRRPの仮想IPでIPsecした場合に、ISAKMPメッセージの送信元アドレスが、装置の実アドレスになることがありました。
(21) 壊れたイーサフレームを受信した場合に、受信処理がループしてしまうソースコードが存在しました。
(22) show running.cfgのヘッダ表示を修正しました。
(23) 学習フィルタリング機能において、学習テーブルのtimer更新が正常に行われないことがありました。


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