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FITELnet F220ファームウェア リリースノート

FITELnet F220 firm V01.03(00) 20/8/3 release
---FITELnet F220ファームウェア V01.02(00)からの変更点---
下記の機能追加を行いました
(1) LBO機能に関して、登録可能なLBO経路の上限数を設定するコマンドに対応いたしました。
コマンド名:local-breakout route-limit (1 - 10000)
(2) モデム通信機能に対応いたしました。

モデム通信機能については、コマンドリファレンス-構成定義編、運用管理編の「モデム通信機能」の章をご参照ください。
(3) DHCPサーバ、DHCPクライアント機能に関して、同一のサーバ、またはクライアント設定を複数のInterface Gigaethernetに紐づけできるように対応いたしました。
(4) VRRP機能に関して、同一の設定を複数のInterface Gigaethernet、Trunk-channelに紐づけできるように対応いたしました。
(5) QoS機能に関して、クラシフィケーションの検索キーに、パケットの受信物理ポート番号を指定できるように対応いたしました。

コマンド名:match mac input-port gigaethernet <インターフェース番号>
      match ip input-port gigaethernet <インターフェース番号>
      match ipv6 input-port gigaethernet <インターフェース番号>
(6) L2TPv3、EtherIP機能に関して、カプセリング/デカプセリング時にvlanタグを変換する機能に対応いたしました。

コマンド名:tag-map <マップ名>
      mapping ctag
      show tag-map [ summary | tunnel <インタフェース番号> ]
(7) コンテナ機能に関して、古河独自アプリのインストールコマンドと、同アプリのバージョン確認コマンドを実装いたしました。

アプリインストールコマンド:container kitting
バージョン確認コマンド:show container kitting version
(8) IPinIP使用時のNAT機能に対応いたしました。
(9) SSHサーバ機能を無効とする設定コマンドに対応いたしました。
コマンド名: ssh-server shutdown
(10) USBテザリング機能に対応いたしました。
iPhone(※1)と共に使用できます。USBポート1にiPhoneを接続して、interface usb-ethernetコマンドを設定することで、iPhoneを介したインターネット接続を行うことが可能です。
下記の仕様変更を行いました
(1) 工場出荷状態の初期コンフィグで、iPhone(※1)とのUSBテザリング機能、及びSSH/SFTP/SCPサーバ機能が有効となるよう対応いたしました。
(2) IPsec機能に関して、VPNピアのDNS解決を再帰問い合わせするよう対応いたしました。
(3) IPsec機能に関して、ESPのAES256/SHA2-512の組み合わせに対応いたしました。
(4) IPsec機能に関して、以下のコマンドの設定可能最大値を65535に拡張いたしました。

コマンド名:crypto ipsec security-association softlimit initiate seconds
      crypto ipsec security-association softlimit respond seconds
      set security-association softlimit initiate seconds
      set security-association softlimit respond seconds
(5) DHCPv4リレー機能に関して、UDPメッセージ長が300bytes以下の際にパケットを破棄していた動作をやめ、UDPメッセージ長が300bytesになるようパディングを行った上で転送するように対応いたしました。
(6) interface GigaEthernet 1/1から1/8でインタフェースがdownした際、動的に学習したMACアドレス情報を削除するよう対応いたしました。
(7) LTE sXGP(Band39)に対応いたしました。

V01.03(00)より前のファームウェアからバージョンアップ後、sXGP(Band39)を有効にするためには再度装置再起動が必要です。具体的には、extract-firmwareとreset other-sideコマンドによりV01.03(00)で装置起動した後、resetコマンド等により再度装置再起動を行ってください。
下記の問題点を改修いたしました
(1) permit/denyのみ異なるroute-mapを設定した際に、CLIの設定と実動作が異なる不具合を修正いたしました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(2) IPinIP機能、MAP機能に関して、トンネルインタフェースを用いて2重にカプセリング化する際、内側のトンネルがプリフラグメントであった場合のMTUが正常に判定されない場合がある不具合を修正いたしました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(3) permit/denyのみ異なるip community-list, ip extcommunity-listを設定した際に、CLIの設定と実動作が異なる不具合を修正いたしました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(4) シーケンス番号のみ異なるip prefix-list, ipv6 prefix-listが設定された際に、CLIの設定と実動作が異なる不具合を修正いたしました。また、ip prefix-list, ipv6 prefix-listのge, leの最小値を0から1に変更いたしまいた。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(5) ip extcommunity-list expanded を"*"指定で一括で削除しようとするとエラーが発生する不具合を修正いたしました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(6) IP長が45000bytes以上のパケットを受信した際、装置再起動が発生する場合がある不具合を修正いたしました。
コントロールプレーンでのリアセンブルに失敗する場合がある不具合を修正いたしました。
不正なフラグメントパケットを大量に受信した際、装置再起動が発生する場合がある不具合を修正いたしました。
IP長が9100bytesより大きいパケットをフラグメントする場合に、等分されない不具合を修正いたしました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(7) LTE接続中に特定のプロセス(usbifd)が再起動した場合に通信できなくなる不具合を修正いたしました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(8) LBO機能に関して、DNSサーバを自装置(127.0.0.1)に設定、かつProxyDNSサーバ機能を有効にしていた場合にMicrosoft 365(Offece 365)エンドポイント情報を取得できない不具合を修正いたしました。

本不具合は、V01.02(00)以降で発生します。
(9) vlan-id anyを設定した場合、interface Tunnelから受信したパケットをinterface Gigaethernet 1/1〜1/8へ送信する場合、L2スイッチの学習が全て4095のvlanで行われてしまう不具合を修正いたしました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(10) trunk-channelをshutdown状態で追加した場合、shutdown状態を解除しても中継が正常に行われない不具合を修正いたしました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(11) ip icmp source interfaceにて、送信元アドレスを指定している状態で、指定したインターフェースを削除、追加すると、設定が有効にならない不具合を修正いたしました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(12) 4byteAS 未対応ルータにて as-override された AS-Path を受信したとき、正しく復元できない不具合を修正しました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
※1 iPhoneはApple inc.の商標です。

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