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FITELnet F220ファームウェア リリースノート

FITELnet F220/F221 firm V01.08(00) 2022/2/17 release
---FITELnet F220/F221ファームウェア V01.07(01)からの変更点---
【注意1】V01.07(00)以降のファームウェアでは、container enableを設定した場合や、container enable設定を読み込んで起動した場合に、サポート外としている旧OSのコンテナおよびコンテナイメージを削除します。コンテナをご利用のお客様は、新OS(Alpine Linux)のご利用をお願いします。コンテナのインストール方法については弊社までお問い合わせください。
今までコンテナをご利用されていたお客様は、V01.05(00)以降のファームウェアにアップデートする前にシステムコンテナの確認方法(旧ファームウェア)をご確認いただき、旧OSの場合は、必要な情報をお客様のサーバ等に退避するようにお願いいたします。新OSにバージョンアップしてcontainer enableを設定すると、旧OSでバックアップしていたコンテナイメージの復元もできなくなります。


【注意2】V01.03(00)以前のファームウェアから本ファームウェアへのアップデート時には、LTEの内蔵ファームウェアが更新されるため、次の点にご注意ください。
・本バージョンインストール後の初回起動時は、起動時間が130秒程度長くなります。
・SYS LED緑点滅中には絶対に電源オフしないでください。故障の可能性があります。
下記の機能追加を行いました
(1) FITELnet製品向けクラウドサービス「Fらくねっと」に対応する機能を追加致しました。

「Fらくねっと」については、下記リンクをご参照ください。
Fらくねっとドキュメントサイト
(2) 受信フレームのVLAN TAGをCTAGとして扱い、TAGの有無に関わらずインタフェースで受信する機能に対応致しました。
本機能はGigaEthernet 2/1インタフェースでのみ利用可能です。

関連コマンド:
switchport transparent
(3) track down-action設定において、track-groupを指定することにより複数のtrackを指定できるように対応致しました。

関連コマンド:
track name down-action
track namev6 down-action
track-group
show track-group
(4) コンテナ上でstrongSwanを動作させるために必要な機能を追加致しました。
(5) MSS書き換え機能において、受信時にもMSSを書き換えるように機能拡張致しました。
(6) ポリシールーティング機能において、nexthopとして、dhcp client機能を使っているインターフェースを指定を指定出来る機能を追加致しました。

関連コマンド:
action nexthop port-channel
(7) 起動構成定義ファイルにUSBメモリ上のコンフィグを自動追記するように機能拡張致しました。
(8) RIP over GRE 機能をサポート致しました。
下記の仕様変更を行いました
(1) ダイナミックNATでは設定行単位で重複しないようにアドレス/ポートを払い出していましたが、IF単位で変換後のアドレスの重複判定を行い重複する場合は別のアドレス/ポートを払い出すように仕様変更致しました。
(2) DNS解決失敗時の再解決までのinterval時間を設定できるよう仕様変更致しました。
(3) コンテナ上の hostname を設定できるように機能拡張致しました。
(4) Android 12のIKEv2(EAP)接続に対応いたしました。
(5) GigaEthernet 3/1のEEE(Energy Efficient Ethernet)機能を無効化しました。
GigaEthernet 1/xおよび2/1はV01.00(00)よりEEE機能を無効化しております。
下記の問題点を改修いたしました
(1) OSPFv2, OSPFv3のtrapで、送信するpacket typeが正しくない不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)から発生します。
(2) OSPFv2, OSPFv3のMIBで、getとgetnextで結果が異なる不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)から発生します。
(3) OSPFv3に関する以下の不具合を修正致しました。
・AS External LSAの受信順序により経路切り替えができない不具合
・ネイバーの存在しないinterfaceをOSPF IFからOSPF IFでなくした場合に、経路が不正になる不具合
・プロセス再起動後に、対向装置から自身の広告しているNetwork LSAがなくなってしまう不具合
・ASBR summary LSAの受信順によって、ABRの場合に他エリアにASBR summary LSAを広告しなくなる不具合
・同じインタフェースに複数ネイバーが存在し、ほぼ同時にネイバーが確立した場合にNetwork LSAが不正になる不具合
・Database Descriptionパケットをseqence numberを増加させずに送信する場合があり、対向装置に特定のLSAが登録されない不具合

本不具合は、V01.00(00)から発生します。
(4) 未サポートのset next-hopコマンドのIPv6アドレス形式(route-mapモード)をCLIから削除いたしました。

本不具合は、V01.00(00)から発生します。
(5) rd設定のないip vrf設定をしてrefreshした際にエラーログを出力する不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)から発生します。
(6) BGP address-family vrf 設定モードでneighbor next-hop-self 設定が有効にならない不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)から発生します。
(7) SA削除時、secd "DB locked"のsyslogが出力される不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)から発生します。
(8) BGP VRRP 連携時に IPv4/IPv6 を同時に使用した場合、IPv6の連携が正しく機能しない不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)から発生します。
(9) NTPサーバーから通知されるprecisionが-31未満の場合、時刻同期できない不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)から発生します。
(10) BGP fast external-fallover 機能が正しく動作しない不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.07(00)から発生します。
(11) clear mac-address-table lan実行後に一部コマンドで長時間プロンプトが戻らない問題を改善しました。
(12) プロキシー環境下でのLBO機能において、フラグメントパケットを受信すると、装置が再起動する場合がある不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.06(00)から発生します。
(13) プロキシー環境下でのLBO機能において、lbodが再起動する場合がある不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.06(00)から発生します。
(14) usb-ethernetインターフェース設定の設定変更をした際に、NATの設定が反映されない場合がある不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)から発生します。
(15) IPsec機能において、IKEv2でリキー時に特定のペイロードを受信した場合、IKEプロセスが再起動する不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)から発生します。
(16) プロキシー環境下でのLBO機能において、o365で取得した32bitのIPv4アドレスをブレイクアウト出来ない不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.07(00)から発生します。


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