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FITELnet F220ファームウェア リリースノート

FITELnet F220/F221 firm V01.10(00) 2022/11/7 release
---FITELnet F220/F221ファームウェア V01.09(01)からの変更点---
【注意1】V01.07(00)以降のファームウェアでは、container enableを設定した場合や、container enable設定を読み込んで起動した場合に、サポート外としている旧OSのコンテナおよびコンテナイメージを削除します。コンテナをご利用のお客様は、新OS(Alpine Linux)のご利用をお願いします。コンテナのインストール方法については弊社までお問い合わせください。
今までコンテナをご利用されていたお客様は、V01.05(00)以降のファームウェアにアップデートする前にシステムコンテナの確認方法(旧ファームウェア)をご確認いただき、旧OSの場合は、必要な情報をお客様のサーバ等に退避するようにお願いいたします。新OSにバージョンアップしてcontainer enableを設定すると、旧OSでバックアップしていたコンテナイメージの復元もできなくなります。


【注意2】V01.03(00)以前のファームウェアから本ファームウェアへのアップデート時には、LTEの内蔵ファームウェアが更新されるため、次の点にご注意ください。
・本バージョンインストール後の初回起動時は、起動時間が130秒程度長くなります。
・SYS LED緑点滅中には絶対に電源オフしないでください。故障の可能性があります。
下記の機能追加を行いました
(1) LTE機能に関して、show lte-module statusコマンドの表示項目に電話番号を追加致しました。

LTEモジュールにATコマンドを送信するコマンドを追加致しました。ただし、本コマンドを使用するとLTEモジュールに対して特殊な命令を送信できるため、動作の保証ができない場合があります。弊社からの指定がない限りは使用しないでください。

 関連コマンド:
 lte-module at-command
(2) キッティングコンフィグ機能を対応致しました。

 関連コマンド:
 show pre-config status
 clear pre-config
(3) 以下の機能に関して、VRF対応致しました。

・TELNETサーバ機能
 関連コマンド:
 telnet-server vrf no-shutdown
 telnet-server access-class

・SSHサーバ・クライアント機能
 関連コマンド:ip ssh port
 ssh-server vrf no-shutdown
 ssh-server access-class
 ssh
 show ip ssh

・FTPサーバ・クライアント機能
 関連コマンド:
 ftp-server vrf no-shutdown
 ftp-server access-class

・NTPサーバ・クライアント機能
 関連コマンド:
 ntp-server enable
 ntp server
 ntp source
 show ntp
 show ntp status

・SNMP機能
 関連コマンド:
 snmp-server host
 snmp-server source-interface

・SYSLOGクライアント機能
 関連コマンド:
 logging host
 logging source-interface
(4) IPsec機能に関して、以下の機能を対応致しました。

・認証失敗時に新規のネゴシエーションを一時的に受け付けなくするロックアウト機能に対応致しました。
 関連コマンド:
 crypto isakmp negotiation lockout

・EtherIP over IPsecにおいて、transport modeに対応致しました。

・古いPhase1ネゴシエーション中の情報を即座に削除する機能に対応致しました。
 関連コマンド:
 crypto isakmp negotiation delete half-sa

・Phase1-1stパケット受信からPhase1-3rdパケット受信時迄のネゴシエーションエクスパイア時間を変更する機能に対応致しました。
 関連コマンド:
 crypto isakmp negotiation first-expire-time

・notification(エラー)を通知してからネゴシエーションのエクスパイアをする時間を変更する機能に対応致しました。
 関連コマンド:
 crypto isakmp negotiation error-notify

・CRLを削除するコマンドを追加致しました。
 関連コマンド:
 crypto pki delete crl

・Phase1リキー後に、旧Phase1 SAの削除通知を行わない機能に対応致しました。
 関連コマンド:
 set rekey dont-send-delete
(5) アカウントのパスワードの暗号化アルゴリズムにSHA512を選択できるよう対応致しました。
(6) FITELnet製品向けクラウドサービス「Fらくねっと」のZTPに対応する機能を追加致しました。

 関連コマンド:
 f-rakunet ztp enable
(7) 装置の最大MAC学習エントリ数制限する又はブリッジ学習の最大エントリ数をbridge-group単位で制限する機能を追加致しました。

 関連コマンド:
 基本設定モード
 mac-address-table total-max-entry

 bridge設定モード
 mac-address-table max-entry

 装置の最大学習エントリ数警告ログ発行状態をクリア
 clear mac-address-table total-max-entry warning

 ブリッジ単位の学習エントリ数警告ログ発行状態をクリア
 clear mac-address-table max-entry warning
(8) L2 VPN越しにL3通信を行う機能を追加致しました。

 関連コマンド:
 bridge-group内のL2 VPN gateway のMAC addressの設定を追加
 l2-vpn-gateway-mac
(9) IPv6 RA機能にて、RDNSS/DNSSLの通知を出来るように対応致しました。

 関連コマンド:
 ipv6 nd dns-server
 ipv6 nd dns-search-list
(10) IPsec Phase2 認証付き暗号アルゴリズムにAES-GCMを追加致しました。
(11) VRRP 連携機能 (Static 経路・OSPF・BGP) に対応致しました。
下記の仕様変更を行いました
(1) RADIUSのserver-privateの最大有効数を7→16に拡張致しました。
(2) DHCPv4サーバで、配布するアドレス範囲に無効なアドレスが含まれている場合の動作を改善致しました。
(3) InfMgtResourceMonitor-MIB、show processes memoryで取得できるメモリ空き容量について、freeではなくavailableを参照するように変更致しました。
(4) 設定可能なVRFの最大数を 4 → 120 に拡張致しました。
(5) DHCPv4サーバで配布するアドレス範囲の最終にブロードキャストアドレスを指定した時の動作を改善致しました。
(6) 装置起動時に読み込むコンフィグファイルの末尾がend\n以外でも読み込めるように仕様変更致しました。
(7) IPsec機能に関して、デジタル署名に用いる証明書のUTF8String形式に対応致しました。
(8) 以下のコマンドの設定範囲の最小値を 1 → 0 に変更致しました。

ip vrrp np_delay_timer
ip vrrp advertise_delay_timer
ipv6 vrrp np_delay_timer
ipv6 vrrp advertise_delay_timer
(9) show interfaceコマンドで表示されるARP Timeoutの表示を削除致しました。
(10) show ipv6 interfaceコマンドにRA関連の表示を追加致しました。
(11) VRRP切り替わり時に、仮想IPに対するARP Request/Neighbor Solicitationを受信した場合、ARP Reply/Neighbor Advertisementを送信しない仕様に変更致しました。
(12) FITELnet製品向けクラウドサービス「Fらくねっと」の機器管理監視サービスにて以下の情報が確認できるように、「Fらくねっと」に通知する情報を追加致しました。
・「Fらくねっと」と接続しているIPアドレスの情報
・FANアラームの情報
・ディスク使用量の情報
下記の問題点を改修致しました
(1) OSPFのnetwork type non-broadcastが動作しない不具合を修正致しました。network type point-to-multipointは未サポートのため設定コマンドから削除致しました。

本不具合は、V01.00(00)から発生します。
(2) コンテナIPアドレスの設定した状態でport-ponitor先をcontainerに設定するとコンテナのnetstatで見たデフォルトルートが消える不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)から発生します。
(3) show interface tunnelで表示されるdiscardカウンタがカウントされない場合がある不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.06(00)から発生します。
(4) syslog機能に関して、logging hostでIPv6アドレスを指定時にsyslogdプロセスが再起動することがある不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)から発生します。
(5) TCPパケットがICMPエラーで返った場合に、NATエントリのタイムアウト値が不正になる不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)から発生します。
(6) syslog機能に関して、clear logging file時に拡張しtxt以外のファイルも削除されてしまう不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.09(00)から発生します。
(7) interfaceの作成時に稀に装置が再起動することがある不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)から発生します。
(8) LAG を使用している状態で、trunk-channel に紐づく物理インタフェースをすべて削除したあと、物理サブインタフェースの追加を繰り返したときに、bgp プロセスがダウンする不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)から発生します。
(9) syslog機能に関して、syslogを短時間で大量にメッセージ出力する際に、logging host 宛てのメッセージが重複したり、欠落したりする不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.09(00)から発生します。
(10) ping ipv6 <ホスト名> コマンドで48文字以上のホスト名を入力した際に設定を反映できない不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)から発生します。
(11) LBO機能に関して、clear local-breakout session app-tagコマンドを実行した際、高負荷状態になってしまう場合がある不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.09(00)から発生します。
(12) RA設定において、curhoplimit/ns-intervalの設定が反映されないころがある不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)から発生します。
(13) syslog機能に関して、ntp serverコマンドでlinklocal-interface指定が効かない不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)から発生します。
(14) OSPFのshowコマンド実行時にmoreを消すと、OSPFプロセスが再起動する場合がある不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)から発生します。
(15) OSPF-VRFのBFD連携機能がVRFの削除、追加を行うと動作しなくなる不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)から発生します。
(16) report-allに含まれるsnmpd.confの不要なSNMP設定情報を削除致しました。

本不具合は、V01.00(00)から発生します。
(17) 以下の暗号、ハッシュアルゴリズムの組み合わせでESP通信の復号に失敗する不具合を修正致しました。

SHA384: AES256
SHA512: 3DES, AES128, AES192

本不具合は、V01.09(00)から発生します。
(18) IPsec機能に関して、crypto pki crl requestを実行するとメモリリークが発生する不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)から発生します。
(19) LTE機能に関して、サポート外のLTEバンドを使用する可能性がある問題を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)から発生します。
(20) LBO機能の統計情報の表示に関する不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.09(00)から発生します。
(21) logging file設定がある場合にreset clear コマンドを実行し工場出荷状態に戻す際に、装置再起動時の停止処理で出力されるログの一部がlogging file で指定したファイルに記録され残る不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.09(00)から発生します。
(22) 物理IF の UP/DOWN を短時間に繰り返すような状態になったときに、装置が再起動する不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)から発生します。
(23) 内部リソースが枯渇した際に、lplbodのcoreが大量に発生する不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.08(00)から発生します。
(24) L2 Tunnel(L2TPv3, EtherIP) IF向けに学習している MACアドレスを宛先としたパケットを同一 L2 Tunnel IF で受信した場合に装置が異常な状態になることがある不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)から発生します。
(25) IPv6通信中にinterfaceがDOWNすると、稀に装置が再起動することがある不具合を修正致しました。
また、特定のIP optionパケットを受信すると、装置が再起動することがありました。

本不具合は、V01.09(00)から発生します。
(26) LBO機能に関して、Fらくねっとから同じエンドポイント情報を2つ以上のlbo-profileに適応した際にプロセスが再起動する場合がある不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.09(00)から発生します。
(27) イベントアクションでコンテナコマンドが実行できない不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)から発生します。


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