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設定例
リゾルバの設定をする
概要
本装置のコマンドでホスト名を指定している場合、設定したDNSサーバへアクセスしホスト名から任意のアドレス情報を取得する機能です。

ホスト名を指定できる設定コマンド: ホスト名を指定できる運用コマンド:
ntp server telnet
sntp server ssh
radius-server host ftp
tacacs-server host scp
snmp-server host ping
logging host trace
event ping trace-icmp
sftp
save
refresh
commit
load
restore
discard
本設定例では、SNMP, SNTP, SYSLOG, またevent pingの宛先ホスト名の名前解決をします。

補足・注意点
本装置のDNSサーバ機能およびProxyDNS機能を使用したい場合は ip name-server に127.0.0.1 と設定してください。
VPNピアのアドレス問い合わせを行う際のDNSサーバの設定は crypto ip name-server となります。

構成図
設定データの例
設定内容 設定値 備考
Port-channel 1 インタフェースアドレス 192.168.0.1/24
Port-channel 2 インタフェースアドレス 172.16.0.1/24
DNS サーバアドレス 192.168.0.1/24
snmp サーバ ホスト名 server
sntp サーバ ホスト名 server
syslog サーバ ホスト名 server
event ping 先 ホスト名 server


コマンド設定の例
(!の行はコメントです。実際に入力する必要はありません。)
この設定を利用したい方は
!
!
! 特権ユーザモードに移行します。
!
> enable
password: super ←パスワードを入力します。(実際は表示されない)
!
!
! 基本設定モードに移行します。
!
#configure terminal

(config)#
!
!
! DNS サーバのアドレスを設定します。
!
(config)#ip name-server 192.168.0.2
!
!
! snmp の各種設定をします。
!
(config)#snmp-server community public ro
(config)#snmp-server enable traps
!
!
! snmp サーバのホスト名を設定します。
!
(config)#snmp-server host server public v2c
!
!
! イベントアクション設定モードに移行します。
!
(config)#event-action 1
!
!
! event ping の宛先のホスト名を設定します。
!
(config-event-action)# event ping server invert
!
!
! アクションを設定します。
!
(config-event-action)# action 1.1 syslog message Server, changed state to down
!
!
! 基本設定モードに移行します。
!
(config-event-action)#exit
!
!
! syslog サーバのホスト名を設定します。
!
(config)#logging host server level informational
!
!
! sntp サーバのホスト名を設定します。
!
(config)#sntp server server
!
!
! GigaEthernet インタフェースに、port-channel をリンク付けします。 
!
(config)#interface GigaEthernet 1/1 *1
(config-if-ge 1/1)# channel-group 1
(config-if-ge 1/1)#exit
!
!
! GigaEthernet インタフェースに、port-channel をリンク付けします。 
!
(config)#interface GigaEthernet 1/2 *1
(config-if-ge 1/2)# channel-group 2
(config-if-ge 1/2)#exit
!
!
! Port-channel にIPアドレスを設定します。
!
(config)#interface Port-channel 1
(config-if-ch 1)# ip address 192.168.0.1 255.255.255.0
(config-if-ch 1)#exit
!
!
! Port-channel にIPアドレスを設定します。
!
(config)#interface Port-channel 2
(config-if-ch 2)# ip address 172.16.0.1 255.255.255.0
(config-if-ch 2)#exit
!
!
! 特権ユーザモードに戻ります。
!
(config)#end
!
!
! 設定を有効にするために refresh をします。
!
#refresh
refresh ok?[y/N]:yes
..................Done


*1:物理ポート番号の設定
*2:設定保存については、/drive配下に、任意の名前で保存して下さい。
#save /drive/[ファイル名]

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