光ファイバ線路管理装置は光設備維持管理業務の効率化および光線路設計、回線設計の効率化を目的としています。具体的には新設機器設置に伴う空心線／ルート確認、線路障害復旧支援、NW構成検討補助などの役割をもっています。
特長
光設備維持管理業務の効率化
- 空芯線／ルート確認
新設機器設置用途など
- 支障移設工事情報収集
電柱情報収集 自営柱や借用柱など
- 回線停止時における情報収集
光ケーブル工事、影響回線把握、対向試験場所確認など
- 貸出心線管理
予定区間の空心線情報、貸出区間
- 光ケーブル劣化の予防保全（注1）
クロージャ浸水、光ケーブル曲げ、損失増加など
- 線路障害復旧支援（注1）
（注1） 光ファイバ線路監視装置との連携
光線路設計／回線設計の効率化
- ループ構成／NW機器構成検討
システム構成例
仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| OS | Microsoft Windows Server 2019 |
| CPU | デュアルコア 2GHz相当以上 |
| メモリ | 8Gバイト以上 |
主な機能
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| 管理データの検索・更新機能 | 設備属性情報（型式、工事件名、KP情報等）及び回線ルートの検索・更新 |
| 心線接続・自動描画機能 | デュアルコア 2GHz相当以上1心単位で管理装置に登録されているデータを自動描画することができます |
| 空き心線／ルート確認 | 登録された管理データに基づき、光ケーブルの空き心線及びそのルートを確認することができます |
| 障害シミュレーション機能 | 工事前に影響回線を確認することができます |
| 台帳ファイル機能 | 完成図書や図面などの電子ファイルを管理装置上で管理（閲覧・更新）できます |
| 監視連携機能 | 線路障害情報（障害位置及び影響ルート）を表示・印刷することができます |
登録できる設備属性
| 登録できる設備属性 | 情報例 |
|---|---|
| 施設 | 設備名など |
| MH／HH 設備 | 呼称、型式、工事名など |
| 管路 | 呼称、型式、始終点設備名、管路長、収容ケーブル、工事名など |
| 電柱 | 呼称、区分（電力、借用、自営など）、工事名など |
| 径間 | 呼称、型式、始終点設備名、径間長、収容ケーブル、工事名など |
| 光ケーブル | 呼称、型式、始終点設備名、心線内訳、工事名など |
| クロージャ | 呼称、型式、心線結線図、心線接続構成、工事名など |
| 成端箱 | 呼称、型式、成端箱結線表、工事名など |
| 機器・装置 | 呼称、型式、機器種、工事名など |
製品カタログ
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