内容
IPルーティングの使用の有無および使用する場合のインタフェースに関する設定を行います。
オプション
なし
パラメータ
ip | IPルーティングを使用する場合に指定します。
この項目は指定しなくてもデフォルトで有効となっています。 |
lan | hsd | isdn1 | isdn2 | async | dp | 設定を行うインタフェースを指定します。MUCHO-Eでは,"async"を設定することはできません。"dp"は、Dチャネルインタフェースを意味します(MUCHO-EXでのみ使用できます)。
使用する回線はwanコマンドで設定してください。 設定範囲:lan, hsd, isdn1, isdn2, async, dp 工場出荷時:lan, isdn1 |
down | 指定インタフェースのルーティングをOFFにします。インタフェースの指定がない場合はすべてのインタフェースが対象になります。 |
addr=<address> | インタフェースアドレスを指定します。
インタフェースタイプがポイントツーポイントのWAN回線の場合は省略することができます。この場合、LAN側のインタフェースアドレスが設定されます。 インタフェースタイプがブロードキャストのWAN回線の場合は省略することはできません。 設定範囲:0.0.0.0〜126.255.255.255 128.0.0.0〜255.255.255.255 工場出荷時:lan=192.52.150.1, isdn1=0.0.0.0 |
, <subnetmask> | <address >に対するサブネットマスクを設定します。
インタフェースタイプがポイントツーポイントのWAN回線の設定では設定は必要ありません。 インタフェースタイプがブロードキャストの場合、新規登録時に設定が省略されると、上記の< address >がクラスAでは255.0.0.0、クラスBでは255.255.0.0、クラスCでは255.255.255.0が設定されます。 設定範囲:0.0.0.0〜255.255.255.255 工場出荷時:lan=255.255.255.0, isdn1=なし |
remote=<remoteaddress> | WAN回線の接続先インタフェースのアドレスを設定します。
本設定を行うことにより、インタフェースタイプがポイントツーポイントに指定されます。 設定範囲:0.0.0.0〜126.255.255.255 128.0.0.0〜255.255.255.255 工場出荷時:isdn1=0.0.0.0 |
, <remotesubnetmask> | < remoteaddress >のサブネットマスクを指定します。新規登録時に設定が省略されると255.255.255.255が設定されます。
設定範囲:0.0.0.0〜255.255.255.255 工場出荷時:isdn1=0.0.0.0 |
broadcast[ = <broadcastaddress> ] | インタフェースタイプがブロードキャストの時にWAN回線側のブロードキャストアドレスを指定します。省略時は、ホスト部がオール1のアドレスが設定されます。
設定範囲:0.0.0.0〜126.255.255.255 128.0.0.0〜255.255.255.255 工場出荷時:lan=192.52.150.255, isdn1=0.0.0.0 |
fr△[down|type={broadcast|pointtopointo}] | wanにFR回線を使用した場合のインタフェースタイプを指定します。
FR回線を使用しない場合は,downを選択します |
機能説明
パラメータが無指定の場合は、現在の設定内容を示します。
インターネットプロバイダとISDNダイヤルアップ接続を行う場合は「インタフェースアドレス」と「リモードアドレス」ともに "0.0.0.0" を設定してください。「ブロードキャストアドレス」の設定は必要ありません。
装置リセット後、有効となった内容はipinterfaceコマンドで確認できます。