radiusaccountserver



radiusaccountserver△[[add△{addr=<IPaddress>}△[dstport=<port>]
                         △[secret=<str>]]
                    |[delete△{all|[addr=<IPaddress>]△[dstport=<port>]
                             △[secret=<str>]}]]


内容
MUCHOが利用するRADIUSアカウントサーバを、サーバのIPアドレス("addr")とポート番号("dstport")の組み合わせで登録します。
サーバーに認証を得る為のパスワード("secret")もサーバ毎に登録できます。
このコマンドはMUCHO-STのみが対象となります。


オプション
なし

パラメータ
add RADIUSアカウントサーバテーブルにサーバ情報を登録します。
delete △ [all] 指定の登録データを削除します。
"all"が指定された場合は全ての登録を削除します。
addr=<IPアドレス> RADIUSアカウントサーバのIPアドレス。
設定時の省略はできません。
dstport=<ポート番号> RADIUSアカウントサーバが使用するUDPポート。
secret=<パスワード> ルータ−RADIUSアカウントサーバ間の認証パスワード。

機能説明
RADIUSアカウントサーバを利用する場合は、このコマンドを利用してサーバの登録を行うと同時に、
radiusコマンドでRADIUSサーバ/アカウントサーバを「使用する」と設定してください。

複数登録されたRADIUSアカウントサーバへの問い合せ順は、サーバへの問合せがリトライオーバーした時点で、登録順に行われます。

RADIUSアカウントサーバには次の内容を通知しています。
タイプ内容
User-Name接続時のアカウント名称
NAS-IP-AddressLANインタフェースのIPアドレス
NAS-PortISDN回線のIF INDEX(3または4)
Framed-ProtocolPPP(1)固定
ClassRADIUSサーバでの認証に利用された場合はそれをそのまま利用
Acct-Status-Type接続:Start(1)、切断:Stop(2)
Acct-Input-Octets回線が接続している間網より受信したデータの総サイズ。Acct-Status-Typeが切断時にのみ送ります。
Acct-Output-Octets回線が接続している間網へ送信したデータの総サイズ。Acct-Status-Typeが切断時にのみ送ります。
Acct-Session-Id「接続」を識別する為の接続毎に異なるID
Acct-Authentic接続時の認証元。RADIUSサーバで認証した場合はRADIUS(1)、装置で認証した場合はLocal(2) 。
Acct-Session-Time回線が接続していた時間(秒)。Acct-Status-Typeが切断時にのみ送ります。
Acct-Input-Packets回線が接続している間網より受信したデータの総パケット数。Acct-Status-Typeが切断時にのみ送ります。
Acct-Output-Packets回線が接続している間網へ送信したデータの総パケット数。Acct-Status-Typeが切断時にのみ送ります。

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