アナログ設定モードに入る
{tel1|tel2}
内容
ログイン状態からアナログ設定モードに入ります。アナログ設定モードはTELポート毎に指定します。
tel1 | TEL1ポートのアナログ設定モードに入る。 |
tel2 | TEL2ポートのアナログ設定モードに入る。 |
機能説明
アナログ設定モードに入ると、対象TELポート毎にプロンプトが変わります。
対象ポート | プロンプト |
---|
TEL1 | tel1# |
TEL2 | tel2# |
アナログ設定モードで設定された内容は即時有効となりますが、アナログ設定モードを終了しても装置へ保存されません。アナログ設定の内容を装置に保存したい場合は、保存コマンドを入力してください。
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アナログ設定モードを終了する
exit
内容
アナログ設定モードを終了し、ログイン状態に戻ります。
アナログ設定モードを終了しただけでは、アナログ設定モードで設定した内容は装置に保存されません。装置に保存したい場合は、アナログ設定モードで保存コマンドを入力してください。
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短縮ダイヤル
0*<短縮番号><電話番号>#
内容
指定の短縮番号に電話番号を登録する。
パラメータ | 工場出荷時 | 内容 |
短縮番号 | − | "00"〜"39"の範囲で二桁の指定でなければいけない。 |
電話番号 | 未登録 | 発信以外の機能で着信時の識別用に登録する時は市外局番から登録しなければいけない。サブアドレスは*の後に続けて19桁迄の10進数字が登録できる。
注意
アナログ設定においてサブアドレスに英字の登録はできません。
|
ここで登録された電話番号に電話するときは、*に続いて対応する短縮番号をダイヤルするだけとなります。
00〜09の短縮番号に登録された内容は発信者番号優先着信にも使用されます。
20〜39の短縮番号に登録された内容はコールバックにも使用されます。
登録された全ての内容は識別着信にも使用されます。
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コールバック
1*{0|1|2}
内容
パラメータ | 工場出荷時(○印) | 内容 |
0 | ○ | コールバックを利用しない。 |
1 | − | コールバックを利用する。 |
2 | − | 発信者番号が通知されない相手もコールバックする。 |
注意
コールバックを許可する相手を短縮番号(20〜39)に登録する時は、市外局番から登録してください。
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中継制御
1*3{0|1}
内容
パラメータ | 工場出荷時(○印) | 内容 |
30 | ○ | 中継制御は行いません。 |
31 | − | 中継制御を行います。 |
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擬似なりわけ
1*5{0|1}
内容
パラメータ | 工場出荷時(○印) | 内容 |
50 | ○ | 擬似なりわけは使用しない。 |
51 | − | 擬似なりわけを使用する。 |
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ナンバーディスプレイ装置使用の有無
1*6{0|1|2}
内容
パラメータ | 工場出荷時(○印) | 内容 |
60 | ○ | ナンバーディスプレイ装置を使用しない |
61 | − | ナンバーディスプレイ装置を使用する(起動信号は規定値) |
62 | − | ナンバーディスプレイ装置を使用する(起動信号は0.65秒/0.35秒) |
ナンバーディスプレイがうまく行かない時
うまく行かない状況 | 対処方法 |
---|
通常の呼出音よりも短い間隔でベルが鳴り、ナンバーディスプレイできない
|
"9*70-3"の設定でベル周波数を変更してみてください。
また、"1*62"の設定(ナンバーディスプレイ装置を使用する(起動信号は0.65秒/0.35秒))で同じように確認してみてください。
|
短い呼出し音は鳴らないが、ナンバーディスプレイできない
|
"9*00-1"の設定で通話ボリュームを変更してみてください。
|
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着信転送制御
2*{0|1}
内容
パラメータ | 工場出荷時(○印) | 内容 |
0 | ○ | 着信転送は行いません。 |
1 | − | 着信転送を行います。 |
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着信転送設定
2*{2<転送先電話番号>#
|3<呼出ベル回数>
|4<トーキーサービスID>
|5<セット用パスワード>
|6<解除用パスワード>
|8<追っかけ転送先電話番号>#}
内容
パラメータ | 工場出荷時 | 内容 |
2<転送先電話番号># | 未登録 | 転送先の電話番号を登録します。 |
3<呼出ベル回数> | 0 | 転送するまでの呼び出し回数を登録します。0〜9 |
4<トーキーサービスID> | 1 | NTT網が提供するトーキーサービスを選択します。1〜4 |
5<セット用パスワード> | 未登録 | 外から着信転送を有効にするためのパスワードを登録します。
0000〜9999 |
6<解除用パスワード> | 未登録 | 外から着信転送を解除にするためのパスワードを登録します。
0000〜9999 |
8<追っかけ転送先電話番号># | 未登録 | <転送先電話番号>への転送ができないときの転送先を登録します。 |
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フリー転送
2*7{0|1|2|3}
内容
パラメータ | 工場出荷時(○印) | 内容 |
70 | − | フリー転送は行わない。 |
71 | ○ | フリー転送を行う。ただし、転送先がビジーの時は、本装置でビジー音を通知する。
メモ
転送先が携帯電話等で圏外にいる場合、電話の発信元には網からの「圏外通知」は通知されません。ビジー音が聞こえるだけです。
|
72 | − | フリー転送を行う。ただし、転送先がビジーの時は転送先のビジー音を通知する。
メモ
転送先が携帯電話等で圏外にいる場合、電話の発信元には網からの「圏外通知」が通知されます。
注意
上記のメモにおいて、転送先の「圏外通知」を発信元にお知らせする為に電話の発信元と本装置は繋がってしまいますのでこの間の通話料金は発生してしまいます。
|
73 | − | フリー転送代替着信を行う。 |
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着信種別
3*{0|1|2|3|4|5}
内容
パラメータ | 工場出荷時(○印) | 内容 |
0 | − | 着信を禁止します。発信だけができます。 |
1 | − | 通常の着信を許可します。
TEL1とTEL2がこの設定で両方が着信可能の場合は、TEL1を呼び出します。TEL1が通話中の時にはTEL2を呼び出します。 |
2 | − | 通話中の呼び出しを許可します。
通話中に他の呼出しが発生すると「話中呼出音」でお知らせします。 |
3 | ○ | 追加呼び出しを許可します。
TEL1に対しては「1」の設定と同等となります。TEL2がこの設定で受話器が置いてあるならば、TEL1呼出し時にTEL2も呼び出します。 |
4 | − | 通話中呼び出しと追加呼び出しを許可します。
TEL1に対しては「2」の設定と同等となります。TEL2がこの設定で、TEL1の電話が呼び出される時に受話器が置いてあるならばTEL2も呼び出します。通話中ならば「話中呼出音」でお知らせします。 |
5 | − | 通話中呼び出し、追加呼び出し、通話中追加呼び出しを許可します。
別ポートの電話がベル及び「話中呼出音」にて呼び出される時に受話器が置いてあるならば呼び出しベルを鳴らし、通話中ならば「話中呼出音」でお知らせします。 |
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発信者番号通知
4*{0|1|2}
内容
パラメータ | 工場出荷時(○印) | 内容 |
0 | − | 発信者番号を通知しません。 |
1 | − | 発信者番号を通知します。 |
2 | ○ | 発信者番号の通知非通知は契約に従う。 |
注意
ファームウエア版数がv01.14以前の工場出荷値は "4*1" になっています。
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着信番号
5*{*<指定ダイヤルイン番号>#
|<指定ダイヤルイン番号>#
|*#
|#}
内容
パラメータ | 工場出荷時(○印) | 内容 |
*<指定ダイヤルイン番号># | − | ダイヤルイン番号を登録すると同時に、このダイヤルインのみを着信する。
(グローバル着信拒否と同等) |
<指定ダイヤルイン番号># | − | ダイヤルイン番号を登録すると同時に、このダイヤルインとグローバル着信を着信する。 |
*# | − | グローバル着信だけを着信する。 |
# | ○ | 全てのダイヤルインとグローバル着信を着信する。 |
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サブアドレス
6*{*<指定サブアドレス>#
|<指定サブアドレス>#
|*#
|#}
内容
パラメータ | 工場出荷時(○印) | 内容 |
*<指定サブアドレス># | − | サブアドレスを登録すると同時に、このサブアドレスへの着信のみを許可する。 |
<指定サブアドレス># | − | サブアドレスを登録すると同時に、このサブアドレスへの着信と、サブアドレス無しの着信を許可する。 |
*# | − | サブアドレス無しのみの着信を許可する。 |
# | ○ | サブアドレスの有無に関わらず着信を許可する。 |
注意
アナログ設定におけるサブアドレスは19桁迄の10進数字だけが有効となります。
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高位レイヤ整合性(HLC)
7*{1|2|3}
内容
パラメータ | 工場出荷時(○印) | 内容
|
1 | ○ | 電話/FAX/モデムどれでも着信します。 発信時は機器種別を指定しません。 |
2 | − | 機器種別指定無し又は電話からの着信を行います。 発信時は電話を指定します。 |
3 | − | 機器種別指定無し又はFAXからの着信を行います。 発信時はFAXを指定します。 |
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ダイヤル完了タイマ
8*<ダイヤル完了時間(秒)>
内容
パラメータ | 工場出荷時 | 内容 |
<ダイヤル完了時間(秒)> | 4(秒) | ダイヤル完了タイマを設定します。0〜9(秒) |
メモ
ダイヤル終了時、"#"を押すことで設定した時間を待たずにダイヤル完了となります。
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通話ボリューム調整
9*0<ボリュームID>
内容
パラメータ | 工場出荷時 | 内容 |
0<ボリュームID> | 1(大) | 受話ボリュームを設定する。0(小)、1(大) |
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追加呼出遅延
9*1<追加呼び出しベル回数>
内容
パラメータ | 工場出荷時 | 内容 |
1<追加呼び出しベル回数> | 0 | 追加呼び出しベルが鳴り始まるまでの呼び出し回数を設定する。0〜9 |
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フッキング制御
9*2{0|1|2}
内容
パラメータ | 工場出荷時(○印) | 内容 |
20 | − | フッキングを禁止する。 |
21 | ○ | フッキングを許可する。 |
22 | − | 通話中発信を行う為のフッキングを禁止する。 |
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内線呼出ベル
9*3{0|1}
内容
パラメータ | 工場出荷時(○印) | 内容 |
30 | ○ | 内線を通常呼び出しで呼び出す。 |
31 | − | 内線を短いサイクルの呼び出し音で呼び出す。 |
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切断音制御
9*4{0|1}
内容
パラメータ | 工場出荷時(○印) | 内容 |
40 | − | 切断音は網からの通知に従います。 |
41 | ○ | 網からの切断音が切れても、切断音を流し続けます。 |
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識別着信
9*5{0|1|2|3|4|5|6}
内容
50 | ○ | 識別着信は行いません。 |
51 | − | 識別着信を行います。 |
52 | − | 識別着信に加え、INSなりわけ登録番号からの着信は許可する。 |
53 | − | 発信者番号が通知されている、あるいはINSなりわけ登録番号からの着信は許可する。 |
54 | − | 識別着信に加え、INSなりわけ登録番号からの着信と公衆電話からの着信は許可する。 |
55 | − | 発信者番号が通知されている、あるいはINSなりわけ登録番号からの着信、公衆電話からの着信は許可する。 |
56 | − | INSなりわけ登録者以外からの匿名の着信は許可しない。 |
注意
識別着信する相手を短縮番号(00〜39)に登録する時は、市外局番から登録してください。
メモ
- INSなりわけ登録者の区別はNTTのINSなりわけサービスの契約が必要です
- 公衆電話からの着信や匿名の着信を区別するにはNTTのINSナンバーディスプレイサービスの契約が必要です
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FAX無鳴動着信
9*6{0|1|2|3|4}
内容
パラメータ | 工場出荷時(○印) | 内容 |
60 | ○ | FAX無鳴動は行いません。 |
61 | − | HLCがFAXの時のみ無鳴動します。 |
62 | − | 無鳴動着信します。 |
63 | − | 契約番号での着信(グローバル着信)時に無鳴動着信とする。 |
64 | − | ダイヤルイン着信時に無鳴動着信とする。 |
メモ
ダイヤルインのご利用はダイヤルインサービスの契約が必要です
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ベル周波数
9*7{0|1|2|3}
内容
パラメータ | 工場出荷時(○印) | 内容 |
70 | ○ | 16.7Hz |
71 | − | 20.0Hz |
72 | − | 25.0Hz |
73 | − | 33.3Hz |
メモ
電話のベルが鳴りにくいときにのみ設定を変えてください。
設定終了時、受話器を戻すと設定された周波数で試験的にベルを鳴らします。受話器を取ると話中音が聞こえますので受話器を戻してください。
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発信者番号優先着信
9*9{0|1}
内容
パラメータ | 工場出荷時 | 内容 |
90 | ○ | 発信者番号優先着信は行わない。 |
91 | − | 発信者番号優先着信を行います。 |
注意
識別着信する相手を短縮番号(00〜09)に登録する時は、市外局番から登録してください。
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フッキング代用特番
9**{0|1}
内容
パラメータ | 工場出荷時 | 内容 |
0 | ○ | フッキング代用特番は使用しない。 |
1 | − | フッキング代用特番を使用する。 |
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保存する
9*#
内容
TEL1とTEL2の両ポートの設定を装置に保存します。
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内容表示
show
display
内容
showは現在有効な設定項目を表示しますが、displayでは装置に保存されている設定項目を表示します。
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