K.I.
2021年 新卒入社


K.I.
自分に合っているか、活躍できる環境かどうかを重視して入社先を検討。若手のうちから裁量をもって働ける古河電工の社風に惹かれて入社を決意。細部までおろそかにしないという適性を見抜かれ、経理部に配属される。

工場責任者と対峙する
入社1年目。
入社後に配属された経理部では、工場の原価計算担当を任されることになりました。管理会計・制度会計と両方の側面があり、製造現場を理解するためにも重要なポジションです。中でも大切なのが、毎月の工場の動きを数字に落とし、工場責任者とともに実態の正確な把握と次に向けた分析のサポートをする役割です。新入社員とは言え、相手から見れば経理のスペシャリスト。提出した数字の背景や理由なども分析し、自分の意見として伝えるシーンも出てきます。期初に設定した予算と差異はないか、もしあったとしたら何が原因か、では次月はどんな目標を立てていくのか、すべて数値を根拠として伝えていくのです。やはりはじめのうちは大変な時もありました。必要な準備が足りていなかったり、相手が求める情報ではなかったり。でもそうした経験を一つひとつ糧にして、今では相手の欲しい情報を先回りして提供することができるようになってきたと思います。

さまざまな立ち位置、観点から
深める理解。
入社から数年経ち、今では部署内のリーダーポジションも任されるようになりました。4名のメンバーをマネジメントしつつ、正確で効率的な業務の実現に努めています。他にも経理部全体の新人教育プロジェクトや、原価担当全体で共通の課題解決を検討するプロジェクト、日々の業務を自動化し一気に効率化するRPAプロジェクトなどにも参加し、色々な観点からこの業務を理解できるようになってきました。特に2022年から始まったシステム導入プロジェクトには大きな手応えを感じています。5年ほどかけて工場全体のシステムを一新するものなのですが、そこに私も経理部門の代表として参加しているのです。実際にシステムを使用するエンドユーザの目線から、これまでの課題感を反映させ、より実用的なシステムに仕上がるように貢献しています。このままの流れでシステムが納品されれば、より正確で精緻な分析もできるようになる予定。入社してから今まで蓄積してきた経験値をアウトプットとして活用できている実感があります。

経理の価値は、
もっと高められるはず。
システム導入に携わったことでも感じましたが、いい仕事をするにはただ前例を漏れなく踏襲するだけでは効果は薄いように思うんです。世界は日々猛スピードで変化しています。そのため、各時代に合わせて仕事もその姿を変えていく必要があります。現状を精査し、構造への理解を深め、課題を特定し、より効率的な手法を検討していく。実は今興味があるのは、自分でも担当している決算ミーティングの在り方自体の見直しなんです。以前は工場現地で開催されていたこのミーティングもリモート開催されるようになり、参加する関係者の顔ぶれも変わりつつあります。だから、この1,2年ほどかけて検討するべき要素を洗い出し、工場責任者の方や関連する本部メンバーとともに、私たち経理部の価値を再定義したいと思うんです。簡単なことではないのは予測しています。それでも、一度気づいてしまうと放っておけない。こんな自分の特性を人事に見抜かれて、私は経理部に配属されたのかもしれませんね。
My Career
入社1年目
- 本社にて工場の原価管理を任される。
入社3年目
- 工場横断の新規システム導入プロジェクトに携わる。
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