M.N.
2021年 新卒入社


M.N.
2021年入社。関係会社向け原材料の担当として資材調達の基礎を学んだ後、2024年から間接材の担当へ。現在はグループのリーダーとして後進の育成に携わる他、関係会社で新たに設置された購買組織のアドバイザー業務、産業廃棄物関連の業務など、仕事の幅を拡大中。

コミュニケーション力を武器に、
工場と取引先をつなぐ。
「人々の生活を裏側から支えられる力になること」。それが就職先選びの軸でした。大学時代、サッカー部の試合を応援するサークルに所属していました。試合の主役は選手ですが、自分たちが企画した応援イベントで観客が沸き立つのを見て、裏方として活躍する醍醐味を知りました。
社会インフラを支える古河電工は、まさに私がイメージしていた「縁の下の力持ち」です。急速に発展する情報通信業界や、100年に1度の変革期と言われる自動車業界で事業を展開しており、ここなら時代の変化を間近で経験できると感じたのも入社を決めた理由の一つでした。
所属している資材部の仕事は、購入品の価格交渉と調達ルートの管理です。価格、リードタイム、購入ロットなど、自社に有利な条件での調達を実現するのが使命です。工場部門が望む購入条件をヒアリングし、取引先に条件を提示して交渉を重ねていきます。ただし、自社のメリットばかりを追求し、相手にとって無理な条件を押し通すことが正解ではありません。両者にとって最適な条件を探るべく、正々堂々と交渉することをモットーに日々業務に取り組んでいます。

仲間の信頼に応えるために、
決して諦めなかった。
これまでの仕事で印象に残っているのは、入社3年目に担当した原材料で、年間1,000万円以上の価格低減を実現できたことです。その材料は過去、コロナ禍で需給バランスが崩れ世界的な供給不安となり、価格が高騰してしまいました。当時は吊り上がった価格を受け入れるしかありませんでしたが、生産状況や市況を常にチェックし、元に戻すタイミングを伺っていたんです。情報収集を続ける中で、価格高騰の要因が解消されたのを確信し、取引先に対して値下げ交渉を仕掛けました。
最初はなかなか要望に応じてもらえませんでしたが、半年間をかけて粘り強くやり取りを続けた結果、高騰前の価格まで引き下げることができました。原材料価格は、製品価格に直結します。資材部門を信じて調達を任せてくれている工場のためにも、妥協は許されません。結果にこだわってやり抜いたことで自信が生まれました。自分の頑張りが会社の利益につながっていると実感できるのが、この仕事の大きなやりがいですね。

営業、生産、法律、経理。
あらゆる分野に精通できる。
入社して資材部に配属されて以来、段ボールやテープをはじめとした梱包材、電線に塗布する樹脂などの原材料、工場設備やその部品、さらには工事案件等の間接材と、多岐にわたる購入品の調達を担当してきました。最近では工場から出る産業廃棄物に関する行政への報告や契約内容の検討など、調達の枠を超えた業務にもチャレンジさせてもらっています。これらの経験をもとに、今後目指すのは「資材分野のオールラウンダ」です。担当する購入品に関わる知識を増やすのはもちろん、業務で関わる工場、営業、法務や経理といった他部門とも対等に議論できるよう、各領域で学びを深めたいですね。
多様な知識を身につけると、やり取りをする相手の土俵に立って考えられるようになります。資材部門は買い手側のため、立場的に優位だと思われがち。ですが実際には、取引先と良好な信頼関係を築いてこそ良いものづくりが実現できるはずです。常に心の中にあるのは、「取引先と一緒に事業を推進している感覚を持て」という先輩の言葉。必要な場面ではしっかりと主張しつつ、相手の立場を尊重しフェアに交渉を進められる人と一緒に働きたいですし、自分もそのような人材になりたい。改めて今、そう思っています。
My Career
入社1年目
- 所属する三重事業所全体における製品梱包材を担当。価格交渉やロット管理など調達の基礎を身につける
入社2年目
- 梱包材に加え、関係会社の原材料調達担当に
- 木製の梱包材から木くずが発生している問題に着目。環境への影響も配慮した材質の梱包材を模索し、工場全体での切り替えを実現
入社3年目
- 三重資材課原料グループのリーダーへ昇格
入社4年目
- 原料グループから異動し、間接材グループのリーダーへ就任
- 関係会社の購買部門に対するアドバイザー、100万円超〜3,000万円未満の高額案件の調達など、新たな業務にもチャレンジ
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