R.U.
2022年 新卒入社


R.U.
大学院時代に学んでいた光通信を活かせる場を探して古河電工に出会う。社内の風通しもよく、たとえ新人でも信頼して仕事を任せてくれる社風に惹かれて入社を決意。

入社2年目、
タイ工場のライン立ち上げに、
立ち向かう。
今私が担当しているのは、光変調器というデバイスの製造です。国内工場を舞台に装置改善を担当した1年目を終え、2年目からはタイ工場のライン立ち上げと管理を任されることになりました。日本の工場で製造した部品をタイに持ちこみ、現地の製造ラインに組み込み調整する、なんてことも頻繁にあります。この1年間で経験した出張は4回、タイでの合計滞在期間は6か月ほどにもなりました。もちろん日本にいる際にも、タイ工場とのコミュニケーションは欠かせません。稼働中の製造ラインから出力値や電流値などのデータを細かく収集・分析し、設計部とも協力しながら歩留まり改善のために現地装置の調整を進めていくからです。そのため、タイ工場とは毎週定期的に会議をおこない、加えて一人ひとりのエンジニアとも1on1で別途面談を実施しています。データをもとに仮説を立て、資料を用意して英語・タイ語・日本語を交えてこちらの意図を伝えるのです。言語だけでは伝わり切らない要素もあるのですが、そこはお互い技術者同士、図面などを介することで、言語の壁は超えられているように感じます。

歩留まりを大きく改善した、
先輩の観点。
現在では順調なタイ工場の製造ラインですが、実は立ち上げから3か月ほど経った頃大きく歩留まりが下がる時期があったんです。報告があった際には、通常の半分近くにまで落ち込んでいました。何とか改善しようとあらゆるデータを調べ、自分なりに考えられる方法は試し尽くしたのですが、自分一人では手掛かりがつかめない状態。最終的にはより装置に詳しい設計部のメンバーにも現地に同行してもらうことになりました。結果としてはこれが打開策となり、大きく歩留まりを向上することができたのです。自分一人では決して思い浮かばない観点からのアプローチで事態が改善されていくのを目の当たりにし、経験値の差を感じたのを覚えています。つい最近、いよいよタイ工場の歩留まりも目標値近くにまでなりました。落ち込んでいた頃と比較すると、月間の売上高が数百万~数千万円にも換算される改善です。この経験から、他部署の先輩技術者たちともっと相談し、連携を取っていこうと考えるようになりました。

世界を改善する技術力も、
それを伝える語学力も磨く。
生産技術としては、設計部だけでなく企画部とも連携することがあります。企画部は生産した製品を世の中にどうつなげていくかを担当している部署ですが、彼らと話していると、自分が世界をいい方向に変えていく技術に携われていることを実感するんです。ポスト5G、6Gといった未来に、技術者として貢献できる環境にいる。それならちゃんと盛り上げていけるように自分も技術力を磨きたいですし、現場を通じて設計などさまざまな分野の観点を身につけていきたい。もっと自分が対処できる領域を広げていきたい。そう思うんです。その未来を近づけるため目下の目標は、語学力の向上ですね。タイ出張時には身振り手振り、装置を直接見ながらのコミュニケーションで乗り越えられたことも多かったのですが、ずっと出張に行くわけにもいきませんので、やはり言語で伝えられるに越したことはありません。英語を先に磨くのか、それともタイ語にするのかは少し悩みどころではあるのですが(笑)。
My Career
入社1年目
- 国内製造ラインの歩留まり改善にて製造装置の改善を担当
入社2年目
- 海外製造ライン立ち上げにおいて製造装置全般の立ち上げ担当及び改善活動の主導
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