保守作業の省人化!
点検の
形式知化!
電路柱や電車線、信号機といった鉄道沿線設備は、定常的な巡視点検、補修、更新および台帳管理によって安全が保たれていますが、保守作業者の減少・高齢化、設備の老朽化と災害による倒壊リスク増加など、これらメンテナンスを取り巻く環境はますます厳しくなっています。
こんなお悩みありませんか?
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設備の最新状況がわからない
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経時変化をしっかり把握したい
古河電工の「てつてん®」は、独自のDX技術により、沿線設備メンテナンスにまつわる課題の解決に貢献します。
まず、対象の設備がある路線を走る営業車にドライブレコーダーを搭載し、走行データを取得します。その取得データを、弊社独自のRobotic Process Automation(RPA)技術で解析し、鉄道会社様が所望する設備の基本情報(全景写真やキロ程、柱番号など)や、巡視点検用の動画をデジタルデータとしてご提供します。これにより、効率的な設備管理の実現を支援いたします。
現在、デジタル設備台帳作成・更新サービス、設備のキロ程や離隔距離の計測サービス、巡視点検支援サービスをご提供可能ですが、今後は、設備サイズの計測や変状の自動判定といった機能の提供も予定しております。
てつてん®のサービス
デジタル設備台帳作成・更新&設備のキロ程、離隔距離の計測
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Step.1動画撮影
営業車等にドラレコを搭載して走行
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Step.2解析・設備台帳等の作成
ドラレコデータをRPAで解析し、沿線設備のキロ数などの基本情報や写真を抽出・データ化
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Step.3台帳の閲覧・管理
- 既存システムプラットフォームと連携
- てつてん専用閲覧ソフトで一元管理
既存システムとの連携可能
- 所望のデータを所望のフォーマットで提供できます。
- 管理番号などの既存情報を反映させることもできます。
専用閲覧ソフトで一元管理
- 管理設備のリスト、写真、位置図を一元的に閲覧できます。
巡視点検支援
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Step.1動画撮影・解析
サービス① のStep1, 2を実施し、対象設備のリスト、位置情報を取得
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Step.2緯度経度を利用した設備位置の特定
取得した設備の位置情報をもとに、ドラレコ動画から該当のシーンを探索。
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Step.3巡視点検向けの動画を作成
その後、巡視用の短尺動画(movファイル)を切り出したり、またはドラレコ動画と設備リストをリンクさせます。
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Step.4巡視点検
対象設備のリストと短尺動画、または設備とリンクした動画を専用閲覧ソフトで読み込み、巡視点検を行います。
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過去のデータと比較することで、経時変化を把握&保存
営業車両で走行動画を取得できる為、データの蓄積がご希望の頻度で行えます。
過去との変化点を見ることで、優先的に補修、詳細点検すべき設備をスクリーニングできます。
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表面と裏面の様子を1画面で巡視
最後尾車両にもドラレコを搭載することで、乗車巡視では把握しづらい設備の裏面も巡視できます。
お知らせ
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2024年4月9日ニュースリリース
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2024年4月9日お知らせ沿線設備維持管理ソリューション「てつてん」サイトをオープンしました。
お問い合わせはこちらからお願いします。