古河電工ネットワーク機器の総合ブランド ファイテルネット
古河電工
FITELnetトップ製品ラインナップイベント&セミナーセールス&サポート
Routing to the Future FITELnet
お問い合わせはこちら
F200トップ マニュアル&カタログ ファームウェア 設定例 技術情報

FITELnet F200ファームウェア リリースノート

FITELnet F200 firm V01.12(00) 13/07/31 release
下記の新規機能を追加いたしました
(1) 以下のワイヤレス通信端末に対応いたしました。

・au:USB STICK LTE HWD12

USB STICK LTE HWD12で通信を行なう場合には、KDDI株式会社提供の専用ツールにより当該端末の動作モードを変更する必要があります。
※詳細については、以下のKDDI株式会社 法人お客さまセンター(データ通信端末ご担当)までご相談ください。

KDDI株式会社 法人お客さまセンター


下記の変更を実施いたしました
(1) IPinIPで、OuterにIPv6を使用するケースで、従来はトンネルの自側エンドポイントアドレスは設定値のみでしたが、他インタフェースのアドレスを参照する機能をサポートいたしました。
(2) IKEv1で、従来は1つのプロポーザルのみ利用可能でしたが、複数プロポーザル提案および、相手から複数プロポーザル提案された場合の接続に対応いたしました。
(3) IPv6の平文通信に関する中継性能を改善するチューニングを行いました。
(4) IPsecをIPv6のIPinIPにカプセル化する通信に関する中継性能を改善するチューニングを行いました。
(5) dialerインタフェースでの、IKEv2によるIPsec通信に対応いたしました。


下記の問題点を改修いたしました
(1) IPsec冗長機能およびIPsec負荷分散機能が正常動作しない問題がありました。

・IPsec冗長機能:メイン側、バックアップ側ともにSAが確立しますが、メイン側障害時にもバックアップ側SAで通信を行いません。
・IPsec負荷分散:冗長回線の両方のSAが確立しますが、片方のSAでのみでしか通信を行わず、負荷分散しません。

本不具合は、V01.10(00)以降で発生します。
(2) SAが確立し、相手VPNピアへの経路がトンネルルート経路情報として登録された状態、かつ、該当VPNピアへのPhase2-SAが解放されている状態でPhase1-SAが解放された際に、トンネルルートが経路情報から削除されない場合がありました。

本不具合は、V01.06(03)以降で発生します。
(3) SAが確立し、DPDにてSA監視を行っている状態、かつ、該当VPNピアへのPhase2-SAが解放されている状態でPhase1-SAが解放された後、再度同じ相手と接続した場合に、DPDを送出するタイミングとして、SA確立からの時間ではなく、以前に接続していたSA監視のタイミングで行ってしまう場合がありました。

本不具合は、V01.06(03)以降で発生します。
(4) SAが確立した状態で、該当VPNピアへのPhase2-SAが解放されている状態でPhase1-SAが解放された後、再度同じ相手から、異なるアドレス宛(異インタフェース等)にSA確立がされた場合に、SAが確立できない場合がありました。

本不具合は、V01.06(03)以降で発生します。
(5) IKEv1使用時に、同時に5ピア以上に対してICMP Keepaliveのリクエストパケットを送信する場合に、装置再起動が発生する問題がありました。

本不具合は、V01.10(00)以降で発生します。
(6) IKEv1使用時に、crypto isakmp-policy設定モードの、peer-identity情報を変更または削除し refreshコマンドで有効化した後、変更または削除前の identity情報でのIKEネゴシエーションを受信した際に、装置再起動が発生する問題がありました。

本不具合は、V01.10(00)以降で発生します。
(7) IKEv2で、相手装置の再起動等で、SAの再確立が発生した場合に、SAは確立できますが、IPsec通信ができない場合がありました。

本不具合は、V01.10(00)以降で発生します。
(8) IKEv2にて、VPNピアをFQDNで指定した場合に、ConfigurationPayloadによる設定配布を利用できない問題がありました。

本不具合は、V01.10(00)以降で発生します。
(9) OSPF外部経路への経路が冗長されているネットワーク環境で、中継路が障害状態から復旧した場合に、OSPF外部経路への通信が行えなくなる場合がありました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(10) 複数台のOSPFルータを同一エリアで運用している環境で、新たなOSPFルータが接続された場合に、各OSPFのステータスが不正になる場合がありました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(11) L2TPv3の認証情報設定(digest typeコマンド)の設定変更/refresh実行した場合でも、変更した設定情報が有効にならない問題がありました。

本不具合は、V01.08(00)以降で発生します。
(12) dialerインタフェースに割り当てられたアドレスを、ダイナミックDNSクライアント機能を利用して即時に通知できない場合がありました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(13) 不正なBGP設定が92ピア以上設定されている場合に、装置の自律再起動が発生する問題がありました。

本不具合は、V01.10(00)以降で発生します。

ページトップへ

All Rights Reserved, Copyright(C) FURUKAWA ELECTRIC CO., LTD. 2013