機能追加

番号 内容 追加コマンド/オプション
1 次回装置起動時に未使用面のファームウェアでの起動を予約する機能を追加しました。 boot-set other-side

機能拡張

番号 内容 追加コマンド/オプション
1 SLA機能において、DNS監視パケットを送信する際の nexthopとしてIPアドレスを指定可能としました。 nexthop(SLAプロトコルDNSモード)
2 SLA機能において、ICMP監視詳細なログ出力を設定可能としました。 sla log detail
3 ACL/QoS機能において、RAとMAP-Eで生成されたIPv6アドレスを指定できるようにしました。 access-list(IPv6拡張アクセスリスト番号)に dynamic オプションを追加
4 ポリシールーティング機能において、転送先にRA routerを指定できるようにしました。 action nexthop ra port-channel
5 DDNSクライアント機能において、MAP-Eおよび国内標準プロビジョニング方式(HB46PP)により生成したIPv6アドレスをサーバに登録可能としました。 reference-interface に map-46pp オプションを追加
6 scp および sftp コマンドにおいて、宛先ポート番号を指定可能としました。
load, save, commit, refresh, discard, restore の各コマンドにおいて、SCPサーバ上のファイルを指定する場合の宛先ポート番号を指定可能としました。
scp, sftp, load, save, commit, refresh, discard, restore の各コマンドに port オプションを追加
7 ACL/QoS機能において、fqdn-listのsrcにドメイン名を指定可能としました。 acsess-list の src の指定にて fqdn-list オプションを追加

仕様変更

番号 内容
1 NAPT等によるUDP Header Checksumの再計算結果が0x0000の場合は0xffffとするよう変更致しました(RFC 768)。

問題点を改修

番号 内容 発生バージョン
1 WAN側インタフェースのカウンタが0で取得してしまう場合がある不具合を修正致しました。 V01.01(01)以降
2 IPsec機能において、crypto isakmp negotiation error-notify no-send設定してIKEネゴシエーション中に、IKEプロセスが再起動する不具合を修正致しました。 V01.08(00)以降
3 IPsec機能において、CRL取得時に複数の取得処理が同時に発生したり、通信が中断した場合、その後SAが確立しなくなる可能性がある不具合を修正致しました。 V01.01(01)以降
4 IPsec機能において、取得したCRLの内容によっては装置が高負荷状態になってしまう場合がある不具合を修正致しました。 V01.01(01)以降
5 LBO、アプリ可視化機能において、Fらくねっとから配信したドメイン情報が包含関係にあった際、正しく装置に反映されない場合がある不具合を修正致しました。 V01.12(00)以降
6 LBO機能において、f-rakunet appdbを有効にしている際、LBO対象の通信量がLBOを行っていないものとしてカウントされる場合がある不具合を修正致しました。 V01.12(00)以降
7 ACL/QoS機能において、番号未設定のfqdn-listを指定した際の無効判定が正しく動作しない不具合を修正しました。 V01.04(00)以降
8 DCHP-PD relay機能において、登録した経路向きのインタフェースがdownしても経路が無効にならない不具合を修正致しました。 V01.11(00)以降
9 DCHP-PD relay機能において、異なる端末に同一prefix を払い出すと経路が複数登録されてしまう不具合を修正致しました。修正後は上書き動作となります。 V01.11(00)以降
【注意4】補足情報:ファームウェア・装置対応表
ファームウェア 部品変更前のF70/F71
(「model_v2」表示無)
部品変更後のF70/F71
(「model_v2」表示有)
V01.06(00)以前の現行ファームウェア ×(インストール不可)
V01.06(00)以前の「model_v2」対応ファームウェア(2022年10月末公開予定)
V01.07(00)以降の現行ファームウェア