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古河電工時報 第105号

合理化した施工方法による275-kV PJの納入

安部俊介,角 芳夫,横溝 直,品川展行,後藤伸一,栗原弘明,河野英昭

概要

エポキシユニット型プレハブジョイント(PJ)は近年CVケーブルの超高圧線路にも適用されてきており,既に275 kV級では関西電力(株)殿小曽根支線,九州電力(株)殿西福岡赤坂線で実線路で使用されている。これら線路におけるPJ組立てでは,ヒューマンエラーの排除と施工品質の安定化を目的に開発された機械化工法が適用されたが,一方で当初開発品はハンドリングが悪いという問題があり,現地施工時間を多く費やしていた。筆者らは,現地施工時間の短縮,コスト低減を目的にPJ組立て工法の合理化を検討し,機械のコンパクト化とハンドリングの容易性,ケーブル表面検査方法,環境管理を見直し,この合理化工法を実線路に適用し,施工時間の大幅短縮等の成果を得て,無事工事を終了した。


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