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古河電工時報 第115号

ヒートパイプの性能に及ぼす内面溝形状の影響について

上田健一郎,磯部剛

概要

グルーブ型ヒートパイプの高性能化を目的として,外径15.88mmのヒートパイプを垂直状態(ボトムヒート)で作動させた場合の最大熱輸送量及び熱伝達率に及ぼす各溝形状の影響について検討を行った。その結果,最大熱輸送量の増大には,リード角を設けることが必要であり,深溝化も有効であった。また,熱伝達率については,蒸発部側は,最大熱輸送量の場合とほぼ同様の傾向であった。凝縮部側は,蒸発部に比べて溝形状の影響を受けにくかった。


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