iprouting

iprouting△[[on|off] △[[proxyarp={off|shortcut|any}]△[filtering[={on|off}]]
        △[sealed={on[,<sec>]|off}]
        △[sealedinterface={hsd,fr,isdn1,isdn2,async}]
        △[rip[={on|off}]]△[ifaccept={exclude|include}]
        △[ifpropagate={exclude|include}]]
内容
IPルーティングを使用する場合,ProxyARP,RIPの動作モードおよびRIPパケットのフィルタリングの制御に関する設定を行います。

オプション
なし

パラメータ
[on|off] IPルーティングを使用するかどうか指定します。
設定範囲:on, off
工場出荷時:on
proxyarp = { off | shortcut | any } Proxy ARPの動作モードを指定します。
off 動作しない
shortcut 中継すべきアドレスのARPに答える
any すべてのアドレスのARPに答える
設定範囲:off, shortcut, any
工場出荷時:shortcut
filtering [ = { on | off } ] IPフィルタリングを使用する場合に指定します。使用しない場合は「off」を指定します。
設定範囲:on, off
工場出荷時:on
sealed={on[,<sec>]|off} 学習IP フィルタリング機能を使用するかどうかを設定します。使用する場合は、学習したIP アドレスのエージアウト時間を設定します。
設定範囲:on , off  エージアウト時間:1〜1440 秒
工場出荷時:off
sealedinterface={hsd,fr,isdn1,isdn2,async} 学習IP フィルタリングの対象とするインタフェースを選択します。
設定範囲:hsd,fr,isdn1,isdn2,async
工場出荷時:なし
rip[={on|off}] RIPを利用したルーティング(ダイナミックルーティング)の動作(on:する、off:しない)を指定します。「しない」とした場合、スタティックルーティングのみの動作となります。
設定範囲:on, off
工場出荷時:on
ifaccept = { exclude | include } RIPフィルタリング機能(ifaccept)の動作モードを設定します。
RIPパケット受信時,インタフェース毎に有効にする(あるいは無効にする)情報を限定することができます。「exclude」とした場合,テーブル(「RIPフィルタリング(ifaccept)の設定」)に設定されているエントリに一致しないものを有効にします。
「include」とした場合は一致したものを有効にします。
設定範囲:exclude, include
工場出荷時:exclude
ifpropagate = { exclude | include } RIPフィルタリング機能(ifpropagate)の動作モードを設定します。
RIPパケット送信時,インタフェース毎に有効にする(あるいは無効にする)情報を限定することができます。「exclude」とした場合,テーブル(「RIPフィルタリング(ifpropagate)の設定」)に設定されているエントリに一致しないものを有効にします。
「include」とした場合は一致したものを有効にします。
設定範囲:exclude, include
工場出荷時:exclude

機能説明
学習フィルタリング機能とは、LAN→WAN に中継する際に、そのパケットの宛先アドレスを学習し、学習したアドレスからのパケット以外は廃棄する機能です。インターネットに接続する場合などでは、どこからでも本装置にアタックが可能になりますが、このフィルタリングを利用し、セキュリティを強化することができます。
本装置にアクセス可能なWAN側の端末(IPアドレス)をスタティックで指定する場合は、sealedコマンドを使用します。
学習フィルタリング機能は、MUCHO-EV:V20.35以降/MUCHO-EV/PK:V40.08以降で使用することができます。

パラメータがすべて無指定の場合は,IPルーティングの各機能に対応した設定状況を表示します。

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