コールバック(無課金,CBCP)
MUCHOがある接続相手から着信したとき,その相手に対してMUCHOからコールバックすることができます。
通話料を接続先に負担させる場合や,不特定の回線からの接続を排除してセキュリティを高める場合などに利用します。
接続相手がMUCHOの場合,発信者側のMUCHOに10円の課金がかからない無課金コールバックを利用することができます。
無課金コールバックでは,ISDNの発信者番号通知により着信相手を認識し,通知された発信者番号に該当する相手がコールバックする相手として認識された場合,あらかじめ接続相手として設定されているISDN番号宛にコールバックします。ダイヤルインなどを使用している場合は,網から通知される発信者番号と実際にコールバックする番号が異なる場合もあるため,MUCHOでは常に接続相手として設定されている番号宛に発呼します。
無課金コールバックを利用する場合は,必ず発信者番号通知の契約が必要になります。

CBCPとは,PPP Callback Control Protocolのこと。CBCPを利用してコールバックする場合は,PPPの認証機能(CHAPあるいはPAP)により着信相手を認識します。正常に認証が完了した場合は,CBCPにより学習したコールバック先にコールバックします。
CBCPによるコールバックを利用する場合は,必ずPPPの認証機能が必要になります。
【対応バージョン】
MUCHO-E/EX/EV ; 初版

MUCHO-TL/TL-DSU ; 初版

MUCHO-ST ; ファームウェアV02.02以降
【設定方法】
MUCHO-E/EX/EV ;
コマンド; targetコマンド
WEB設定;ルータの便利な設定→ISDN回線接続先の登録

・PIAFS接続(MUCHOをアクセスサーバとして使用)の設定例
・TA接続(MUCHOをアクセスサーバとして使用)の設定例
MUCHO-TL/TL-DSU ;
コマンド; targetコマンド
設定ユーティリティ;設定不可

・PIAFS接続(MUCHOをアクセスサーバとして使用)の設定例
・TA接続(MUCHOをアクセスサーバとして使用)の設定例
MUCHO-ST/PS ;
コマンド; targetコマンド
設定ユーティリティ;設定不可

・PIAFS接続(MUCHOをアクセスサーバとして使用)の設定例
・TA接続(MUCHOをアクセスサーバとして使用)の設定例
【関連機能】
【関連FAQ】




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