トラフィック分散(MP)
ISDNを用いて通信する場合,データトラフィック量によりISDN Bchを1本(64kbps)→2本(128kbps)→1本(64kbps)といったように動的に変化させ,ISDNの回線料金を効率よく抑制することができます。
MUCHOでは,データ量によって64kbps⇔128kbpsを変化させる方法と,必ず128kbpsで接続する方法を選択することができます。データ量に応じてチャネル数を変化させる場合,輻輳が何秒間継続したか,送信時の回線使用率,受信時の回線使用率,装置の送信バッファ使用率(パーセンテージ)をそれぞれ指定しておきます。
業界標準MP(PPP Multilink Protocol)を採用しており,Cisco,Ascend,YAMAHAルータともMPでトラフィック分散機能を使用して接続ができます。
また,インターネット接続の場合,ダイヤルアップ128kbpsの通信をサポートしているプロバイダと接続することができます。
【対応バージョン】
MUCHO-E/EX/EV ; 初版

MUCHO-TL/TL-DSU ; 初版

MUCHO-ST/PS ; 初版
【設定方法】
MUCHO-E/EX/EV ;
コマンド; wanコマンドloadsplitコマンド
WEB設定;ルータの便利な設定→ISDN回線の接続について「自動MP接続」「強制MP接続」
MUCHO-TL/TL-DSU ;
コマンド; wanコマンドloadsplitコマンド
設定ユーティリティ;基本設定→接続相手の設定(トラフィック分散をする(MP)を使用する)をチェック
           拡張設定→トラフィック(MP)分散設定
MUCHO-ST/PS ;
コマンド; wanコマンドloadsplitコマンド
設定ユーティリティ;基本設定→接続相手の設定(トラフィック分散をする(MP)を使用する)をチェック
           拡張設定→トラフィック(MP)分散設定
【関連機能】
RBOD
【関連FAQ】
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