家の中でファイバ配線が殆ど目立たないイージーベンド・インビジライト・光ソリューション（EZ-BEND® INVISILIGHT™ OPTICAL SOLUTION）を発表
～受信契約者を増やし、設置の迅速化を可能にします～

2012年2月14日　ドイツ、ミュンヘン　－　本日、革新的な光ファイバ網ソリューションの設計、製造及び供給において大手会社であるOFSは、一戸建て及び集合住宅向けに、配線が殆ど目立たず、ファイバの設置時間を短縮できる、イージーベンド・インビジライト・光ソリューションを発売したと発表しました。

OFSのグローバル技術営業部の最高責任者であるジョン・ジョージは、「OFSのイージーベンド・インビジライト・光ソリューションは、プロバイダが受信契約者にFTTHサービスを提供する際に、配線が殆ど目立たず、素早く設置できるプラグアンドプレイ・ファイバを実現しました。プロバイダにとってこのソリューションは、費用対効果を改善します。なぜなら配線が目立たないことで受信契約者に受け入れられやすくなり、契約の増加が見込めるからです。また、ロールオン式の設置方法、自動たるみ調整収納機能、及びプラグアンドプレイ・コネクターにより、設置にかかる時間が短縮され、コスト削減にもつながります。」と述べています。

現在FTTHのプロバイダは、家庭内ネットワークを整備するために、受信契約者の家の奥に小型光ネットワーク端末装置（ONT）を設置しています。しかし、受信契約者の中には、設置にあたって見た目のよくない従来型の光ケーブルを使用することを知り、契約をキャンセルする人もいます。また、壁の裏側にファイバを這わせる場合、壁の背面に利用可能な配線用ダクトが設置されていなければ、設置に時間とコストがかかることになります。

イージーベンド・インビジライト・光ソリューションは、内装と違和感なく溶け合うことができる直径１ミリメートルの光マイクロコードを使うことで、この問題を解決します。設置作業者にとっては、天井と壁の間、壁と建具の間、壁と壁の角の隙間、あるいは直接建具に光マイクロコードを這わせながら接着するという簡単な方法で設置ができます。OFSのイージーベンドファイバは、伝送損失を殆ど発生させずに住居の曲線や角にぴったり合わせることができます。

実地試験における顧客の主な反応は、「すばらしい。設置したファイバが見えない。」といったものでした。一方、設置作業者は、「このおかげで受信契約をしていただけなかったかもしれないお客様を失わずに済みます。」と述べていました。また、すでに設置されている配線用配管が大型の家具や機器で使えない場合において、大手通信業者は「この製品は、顧客に満足してもらうために他の方法では不十分なときに利用しました。これは我々が設置の際に直面していた深刻な問題を解決してくれます。」と述べています。

イージーベンド・インビジライト・光ソリューションは、2月15、16日にミュンヘンで開催されるFTTH会議において、OFSのゴールド・スポンサーシップ・スタンド、G７にて展示しております。一般発売は2012年6月の予定です。