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ニュースリリース

電力部品事業3社の統合会社を設立
~総合電力部品メーカーとして送配電システムソリューションを提供~

2012年7月5日

当社のグループ会社である旭電機株式会社(以下、旭電機)、株式会社井上製作所(以下、井上製作所)、古河パワーコンポーネンツ株式会社(以下、古河PC)は、2012年10月1日を効力発生日として旭電機を存続会社、井上製作所および古河PCを消滅会社とする吸収合併契約を締結することにしました。なお、旭電機は同日付けで名称を古河電工パワーシステムズ株式会社(以下、FEPS)に変更する予定です。また、同日付けで当社電力部品事業のFEPSへの移管に向け準備を進めております。さらに2013年4月に当社の電力部品関連事業(エフコ製品部・電材部)を、FEPSに統合することを検討していきます。

本件は、中期経営計画「ニューフロンティア2012」における「伝送インフラ事業のグローバル成長」に向けた施策の一環で、FEPSは「新エネルギーを含む送配電システムソリューションを提供し、世界の経済社会の発展に貢献する企業」を理念とし、売上拡大をめざします。

背景と目的

2005年以降当社はエネルギー部門の構造改革として、超高圧ケーブル分野は株式会社ビスキャス、産業電線分野は古河電工産業電線株式会社へ再編しました。電力部品分野では、2007年に古河PC、2008年に井上製作所、2010年に旭電機の完全子会社化を進めてきました。
今後、電力事業は、国内市場において、スマートグリッドに代表される送配電網高度化、太陽光や風力に代表される自然エネルギー関連、蓄電池などの電力エネルギーの貯蔵システムなどの技術開発が進み、これらに関連した市場の成長が想定されます。また海外では、経済成長の著しい中国やアジア諸国、ブラジル、ロシアの電力インフラ構築の需要増加が見込まれます。

FEPSは、古河電工グループの電力部品部門を統合し、送配電システムに係る全てのソリューションを提供できる企業として新たなスタートを切ります。またFEPSは、これまでに培ってきた「ものづくり」の力を更に高め、発電所から需要家までの電力供給網全域をカバーする総合電力部品メーカーとして社会に役立つ新技術・新製品の開発に努め、「新エネルギー時代に先行した技術開発力の確立と発揮」、「海外展開部門の強化、海外拠点の強化」を基本方針とし、事業価値の飛躍的向上をめざします。

FEPSの概要(2012年10月1日時点(予定))

商号

古河電工パワ-システムズ株式会社
FURUKAWA ELECTRIC POWER SYSTEMS CO., LTD.

本社所在地

神奈川県横浜市青葉区あざみ野(現旭電機本社)

代表者

奥野 道雄(現井上製作所社長)
資本金 300百万円(予定)
従業員 約600人(予定 エフコ製品部・電材部含まず。)
拠点 国内営業拠点: 仙台・横浜・名古屋・大阪・広島・福岡
国内製造拠点: 長井・日光・横須賀・横浜・海老名・熊本・平塚
海外製造拠点: 中国(上海、天津)、タイ
事業規模 売上高154億円(2011年度実績 エフコ製品部・電材部含まず)

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