平成16年3月に東京証券取引所市場第一部へ上場された、医薬品商社大手である東邦薬品株式会社様は、同年9月に竣工した本社新館にて、ギガビットイーサネット(GbE)による社内LANを導入されました。
今回竣工した新ビルは、本社としての基幹業務に加え、音声認識を利用した「コールセンター」、自社開発の診療予約システム・簡易発注端末等の「カスタマーサポートセンター」、様々な問い合わせに対する「ヘルプデスク」の機能を持つものとして計画されました。これらの現場業務に十分に応えるには、信頼性・拡張性に優れたバックボーンを有するネットワーク構築が求められます。また、高性能なバックボーンには莫大な経費投入が必要となるため、システムアップグレードにも柔軟に対応できる光ケーブリングシステムを検討する必要がありました。
今回導入された「LaserWave光ケーブリングシステム」は、今後10年以上の技術革新にも対応可能な光ケーブリングシステムであり、ネットワークのアップグレードの際にも、ケーブルネットワークが不要となるためコスト削減が期待できます。また、運用面でもセンタスイッチをLayer3スイッチの冗長構成とすることで耐障害機能を持たせ、ユーザ端末を集約する支線系LAN も1ユーザあたりの帯域を100BASE-TXとすることで、増大するトラフィックに対応可能となっています。東邦薬品株式会社様からは、様々なアプリケーション使用に対し、従来よりもスムーズで快適なネットワークレスポンスが得られ、仕事の効率も向上したとの高い評価をいただいております。
今回導入されたネットワークシステムは、全国の医薬品商社18社にて構成される共創未来グループ内で様々な情報発信と共有を実現するためのバックボーンとしても期待されております。
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