FITELnet Fシリーズ
マルチサービスアクセスVPNルータ
FITELnet F220 EX / F221 EX

(注) FITELnet F220/F221の製品情報はこちらをご確認ください

「F220 EX」と「F221 EX」は、通信事業者ネットワークで利用されているMPLSやSRv6などの高度なパケット転送技術に対応したルータです。FXシリーズの技術と実績を継承しているため、高い機能性を持つコストパフォーマンスに優れたルータとして、通信ネットワークの高度化・多様化の推進に貢献します。

5GやIoTサービスの急速な普及・発展による顧客ニーズの高度化・多様化への対応として、通信事業者アクセスネットワークや大規模企業ネットワークでは、従来通信事業者ネットワークのみで使われていた高度なパケット転送技術を持つ高い機能性を有する拠点ルータが求められています。しかし、その領域においては、既存の高機能・高性能ルータのスケーラビリティは必要無いため、当社では、通信事業者向け製品であるFXシリーズの技術と実績を継承した高い機能性を持つコストパフォーマンスに優れた小型ルータとして 『FITELnet F220 EX』と『FITELnet F221 EX』を開発しました。

特長

FITELnetルータ統合管理クラウドサービス「FらくねっとR」に対応

FITELnet F220 EX/F221 EXはFITELnetルータ統合管理クラウドサービス「FらくねっとR」に対応しております。

高度なパケット転送技術に対応したコストパフォーマンスに優れた通信事業者の拠点向け小型ルータ

通信事業者のVPNサービスなどのバックボーンネットワークで利用される下記のトランスポート機能やネットワークスライシング(注1)・サービスチェイニング(注2)技術を小型ルータにてサポートします。
・MPLS IP-VPN(注3)
・EVPN-MPLS(注4)
・SRv6((注5):エンハンス)

(注1) ネットワークスライシング:ネットワークをサービス要件に応じて仮想的に分割する技術です。

(注2) サービスチェイニング:各種ネットワークサービスをルータから分離・連携させ、パケットをユーザ要件に対して適切な順序で転送させる技術です。

(注3) MPLS IP-VPN(Virtual Private Network):通信事業者の閉域IPネットワーク網などで、通信サービス利用者の拠点間をネットワーク接続して、MPLSネットワークを介して拠点間の通信を行う技術です。

(注4) EVPN(Ethernet VPN)-MPLS:MPLSネットワークを介したイーサネットマルチポイントサービスです。

(注5) SR(Segment Routing)v6:IPv6ネットワークにおいて、パケットヘッダに付加したルーティングポリシー情報に基づいてパケット転送するソースルーティング技術です。

通信事業者向けマルチサービスルータFXシリーズで培ったキャリアグレードの技術と実績を継承

FXシリーズとのアーキテクチャ共通化により、コントロールプレーンとデータプレーンの分離やFXシリーズの高機能ソフトウェアの展開を実現。FXシリーズの技術だけでなく、商用ネットワークでの実績も継承し、安定性の高いネットワークサービスを提供します。

外観

F220 EX

F220 EX前面

F220 EX背面

F221 EX

F221 EX前面

F221 EX背面