ページの始まり



古河電工時報 第111号

車載用シートモジュールの開発

塩崎広知,矢原昭人,土井俊和,本村茂樹,佐々木 敦,西沢 博,川添順弘,松岡孝幸,原 昇司,板橋茂樹,一井英司,川合智司

概要

2002年8月量産開始のトヨタ自動車(株)殿ランドクルーザーマイナーチェンジに向けシートモジュールの開発を進めてきた。

シートモジュールとは運転席ポジションの記憶再生を行うメモリ機能を有する電子ユニットを中心に,周辺部品の統合をすすめたものである。

本開発品では,コストダウン,組付け性向上,軽量化を狙い,電子ユニット,ワイヤーハーネス,ユニットケース,固定ブラケットを統合した形態をとる。また特徴のひとつとして世界初の技術となる車両ボデー系制御に赤外線通信を採用したことが挙げられる。今回は,その赤外線通信システムの開発を中心に報告する。


ここからサブカテゴリメニュー

サブカテゴリメニューここまで


ページの終わり