岩井則広，有賀麻衣子，池永賀彦，鈴木宏明，西片一昭，横内則之，粕川秋彦
概要
近年，インターネットの爆発的な普及によりデータ伝送速度の高速化が求められている。また，デジタル家電の急速な普及にも後押しされ，今後，家庭内の各機器間通信への応用など，短距離データ通信の更なる普及が期待される。このような折，4.25Gbpsで動作可能な850nm VCSEL TOSAは，次世代のファイバチャネル用光源として現在，世界の研究機関で開発が進められている。今回我々は，VCSEL素子構造の最適化及びTOSAの作製と特性評価を行った。その結果，4.25Gbpsでの動作をはじめ，静特性，温度特性，信頼性等の各特性において，仕様を十分に満足することができた。
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