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古河電工時報 第120号

超薄肉溶接金属管の開発とその用途

協和電線(株)
石橋久和、稲田左敏、小西新次郎

概要

昨今,自動車分野を中心に省コスト・省エネルギーの観点から金属管の軽量化への要求が年々高まっている。従来の溶接管製造技術では,管の厚みと直径の比(t/D)が1%以下の超薄肉管の製造は困難であり,手工業的な手段によって製造されてきた。当社では,特殊なフォーミング法の開発及び製造技術により,t/Dが1%以下の超薄肉パイプを連続的に,かつハイスピードで製造する方法を確立している。本報では,自動車用途をはじめとした超薄肉溶接管の開発について報告する。


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