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古河電工時報 第129号

光インタコネクション用光配線材の開発

岩屋光洋、末松克輝、稲葉治巳、杉崎隆一、布施和幸、西本卓矢、嘉本健治

概要

次世代高性能データサーバなどへの応用に向けた光インタコネクション要素技術の開発を行った。複雑な配線をコンパクトかつ低損失・高信頼度で実現するために細径・高屈曲耐性のThreadWave®ファイバを適用した。また電気配線との混在を見越した省スペース・高密度接続が可能な光コネクタハウジングを開発し、従来比3.2倍の接続密度を実現しつつ部品点数を半分に削減した。さらに低コスト化の観点からコネクタ組立方法の簡略化を図り、簡易組立によるコネクタにて高速信号伝送に必要な光学特性を維持できることを確認した。これらの要素技術を集約したブレードサーバ構成の検証試作機を作製し、従来の電気配線と同等のサイズにて2000心規模のチャンネル設置を達成した。


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