マルチプロトコル対応　

マルチポートブルータ

お知らせ

2003年3月31日をもちまして，INFONET3790に関しまして生産・販売を終了さて頂いております．

■概要

　INFONET3790は、複数のWAN回線を利用しISO8802-3LAN間を集約して接続するマルチポートタイプのリモートブルータです。
　WAN回線として、I.430〔ISDN基本インタフェース回線交換（(2B+D)×8）、高速ディジタル専用線（64Kbps,128Kbps）×最大8回線〕を収容します。
　また各種のルーティングプロトコルに対応したネットワークを構築することができます。

■特長

ルーティング対象ネットワークプロトコル　TCP/IP(RIP,OSPF)、 NetWare (RIP)、AppleTalk (RTMP,AURP)。
ISDN、高速ディジタル回線は、TA不要。
WAN側データリンクプロトコル：PPP（Point to Point Protocol）。
複数のチャネルに対して共通のISDNサブアドレス／ダイヤルイン番号を割り当てる、チャネルグループ機能をサポートしています。
代表取扱サービスを利用した場合、本装置又はINFONET3790を2台以上使用し、ネットワーク上の他装置から論理的に1つのルータとして扱うことができるルータグループ化機能をサポートしています。
ISDN回線では、課金監視機能によって不慮の異常課金を未然に防ぐ。
プロトコル別にデータ転送の帯域を確保し、データ転送時の優先制御をサポート。（データ別優先制御機能）
NetWareのRIP/SAPの制御機能、Keep-Alive代理応答機能をサポート。
ISDNによるトラヒック分散機能やデータ圧縮機能によりデータ転送の効率 UPが可能。
メニュー形式の会話型操作（簡易設定機能）により優れたマン・マシン・インタフェース。
SNMPエージェント機能。
ブリッジ機能（STP対応トランスペアレントブリッジ）。
Telnetによる遠隔保守やリモートファイルメンテナンス機能によるファームウエアのダウンロードが可能。
高速RISC プロセッサにより高性能を実現。

■仕様

回線仕様	ポート		仕様
	LAN		ISO8802-3 AUI×1
	WAN*1		ISDN　基本インタフェース（2B+D）回線交換×8　TA不要
			HSD　高速ディジタル専用線（Iインタフェース　64kbps/128kbps）×8　TA不要
			ISDN　基本インタフェース（2B+D）回線交換×4　＋HSD　高速ディジタル専用線（Iインタフェース　64kbps/128kbps）×4　TA不要
電気的条件	電源電圧		AC100V±10%
	電源周波数		50/60Hz　+2%　-4%
	消費電力		50VA（最大）
	電源ケーブル		3ピン・ストレート3m
環境条件	温度	動作時	5～40℃
		保存時	0～50℃
	湿度	動作時	20～80%RH
		保存時	8～90%RH（結露なきこと）
サポート・プロトコル			TCP/IP（RIP,OSPF）、NetWare（RIP）、AppleTalk（RTMP、AURP）
NetWareの制御パケットに対する動作			RIP/SAP：制御（トリガードアップデート） KeepAlive（IPX,SPX）：代理応答／代理要求
ISDN回線接続・切断			時刻指定＋データ有無　手動　着信専用／コールバック機能
ISDN相手先番号登録			ISDNの相手先番号登録可能（240箇所）
ネットワーク管理			SNMPエージェント機能搭載
セキュリティー			相手先番号登録による（ISDN）、PAP/CHAP機能による（ISDN）、認証サーバによる（RADIUS/TACACS）アドレス／ポート番号／ソケット番号による（TCP/IP、IPX、AppleTalk）フィルタリングゾーン／サービス名による（AppleTalk）フィルタリング
保守運用			TELNET、リモートファイルメンテナンス、統計情報、障害情報、フレームトレース機能
その他の機能			データ圧縮、データ別優先制御、チャネルグループ、ルータグループ化 DHCPリレーエージェント、ISDN呼確立リミッタ、トラヒック分散（独自）*2
外形寸法（mm）			380（W）×290（D）×75（H）（突起物を除く）
質量			約8kg
備考			1はISDNとHSDを設定により切替 2INFONET3790のトラフィック分散機能は、弊社独自方式を採用しております。

■マニュアル

取扱説明書