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古河電工時報 第110号

低損失光サーキュレータの開発

牧内洋二,松浦 寛

概要

光サーキュレータは,大容量長距離通信システムに使用されている波長多重通信方式(Wavelength Division Multiplexing System; WDM)に基づいた,OADM(Optical Add-Drop Module)のキーデバイスである。その高性能化を実現できる低損失光サーキュレータを開発した。本モジュールは,使用温度・波長範囲内で挿入損失が0.44dB以下と超低損失であることを特徴とする。また,機械部品をYAGレーザ溶接することや光路中に接着剤を使用しない組み立て技術によって高い信頼性や耐ハイパワー性を持っている。


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