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古河電工時報 第122号

ファイバ型繰返し周波数可変超短パルス光源の開発

松下俊一、小栗淳司、篠崎淳一、阿久津剛史、井上崇、味村裕、岡村和郎、内野竜嗣、加木信行、高橋正典、廣石治郎、谷口友規、八木健、坂野操

概要

フェムト秒光パルスを出力する超短パルス光源は,超高速分光などの研究開発から,THz波発生やバイオ・医療,計測機器,材料加工など次世代の新技術開発に幅広く応用されている。これら次世代技術を実用化するため,光源は,高い安定性,長期信頼性,簡単な操作性が要求される。我々は,光通信の研究開発で培った光ファイバやEDFA(erbium-doped fiber amplifier)をはじめとするサブシステムの技術を活用し,これらの課題を克服した1550 nm 帯域100fs出力の繰返し周波数可変超短パルス光源の開発に成功した。本稿では,光源に用いているフェムト秒超短パルス発生技術とその特性を紹介する。


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