NAT(Network Address Translator)機能は,ユーザネットワークのプライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換することで,既存のプライベートIPアドレスを変更することなくインターネットに接続できる機能です。
LAN上にWWWサーバなどを設置する場合,サーバのグローバルアドレスは必ず固定でなければなりません。NATスタティック機能では,グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスの変換の組み合わせをスタティックに決めることにより,サーバへの外部からのアクセスを可能にします。
NATスタティックのテーブルは,MUCHO-Eシリーズでは128個,MUCHO-ST/TL/TL-DSU/PSでは16個です。
MUCHO-E/EX/EV ; 初版【設定方法】
MUCHO-TL/TL-DSU ; 初版
MUCHO-PS/ST ; 初版
MUCHO-FRではNAT+(plus)機能は未サポートですが,MUCHO-E/EX/EVでフレームリレーを利用した場合は,NAT機能およびNATスタティック機能が利用できます(NAT+(plus)機能,NATプラススタティック機能はご利用になれません)。
MUCHO-E/EX/EV ;【関連機能】コマンド; natコマンド,natnotransコマンド, natplusstatictableコマンド, natportコマンド, natrangeコマンド,natstatictableコマンドMUCHO-TL/TL-DSU ;
WEB設定;ルータの便利な設定→NAT+機能コマンド; natコマンド, natplusstatictableコマンド, natportコマンド, natstatictableコマンドMUCHO-ST/PS ;
設定ユーティリティ;拡張設定→IPアドレス変換設定コマンド; natコマンド, natplusstatictableコマンド, natportコマンド, natstatictableコマンド
NAT機能【関連FAQ】
NATプラス機能
NATプラススタティック機能
NAT+によるダイヤルアップ端末型接続で,端末数何台まで同時に接続できるの? NAT+使用時,20台の端末で先着順4〜5台にできないか? NAT+使用時,FTPがうまく変換できないの? NAT+(plus)機能で利用できるアプリケーション,利用できないアプリケーションを教えてください。 NATスタティックとNAT+の併用はどうする? インターネットダイヤルアップLAN型接続で,NATスタティックを使ってLAN側にWWWサーバを置きたいのですが,この時のサーバへのアクセスはコレクトコールのようになっているのですか? NATを使っているときに,ローカルアドレスとグローバルアドレスの変換状況を見ることはできますか? NATを使用してDNSをLAN側におきたいのですが?