CHAP/PAP
PPPの認証プロトコル,CHAP(Challenge Handshake Authentication Protocol)およびPAP(Password Authentication Procol)をサポートしています。
CHAP認証では,まず最初に着信側がChallenge Valueという,一種の乱数を発信者に渡します(認証のたびにChallenge Valueは変更されます)。発信側では,この値とユーザー名,パスワードの組を元にして,MD5のようなメッセージダイジェスト関数値を計算し,それを返します。着信側では,受け取ったメッセージダイジェスト関数値と,自分で計算した関数値を比較し,同一ならば接続を許可します。
PAP認証では,発信側がユーザー名とパスワードの組をクリアテキストのまま着信側に送り,着信側ではあらかじめ設定してあるユーザ名とパスワードの組を認証します。PPPにおける最も簡単な認証方式ですが,通信回線をモニタされるとユーザー名とパスワード情報が盗まれる可能性があります。
【対応バージョン】
MUCHO-E/EX/EV ; 初版

MUCHO-TL/TL-DSU ; 初版

MUCHO-ST/PS ; 初版
【設定方法】
MUCHO-E/EX/EV ;
コマンド; hostnameコマンド(発信時),targetコマンド(着信時)
WEB設定;ルータの便利な設定→ダイヤルアップ接続用認証データの複数登録
      ルータの便利な設定→ISDN回線接続先の登録「相手認証用のID:パスワード:」
MUCHO-TL/TL-DSU ;
コマンド; hostnameコマンド(発信時),targetコマンド(着信時)
設定ユーティリティ;基本設定→ISDN回線の設定「PPP認証を使用する」
            拡張設定→ISDN関連の設定→ISDN接続相手の設定「着信時の認証方法」
MUCHO-ST/PS ;
コマンド; hostnameコマンド(発信時),targetコマンド(着信時)
設定ユーティリティ;基本設定→ISDN回線の設定「PPP認証を使用する」
            拡張設定→ISDN関連の設定→ISDN接続相手の設定「着信時の認証方法」
【関連機能】
【関連FAQ】
  • PAP/CHAPって何? 
  • CHAP/PAPの設定変更はどこで実施するか?
  • CHAP/PAP認証でMUCHOが認証する場合とMUCHOが認証される場合の設定の違いがよくわかりません。



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