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古河電工時報 第131号

蓄電池状態監視装置(BMU)の開発

中村秀人、可知純夫、渡部大介、久保山浩稔、有馬康弘、三浦 優

概要

蓄電池の状態や警報を判定し,上位側のシステムに情報を提供する蓄電池状態監視装置(BMU)を開発し,古河電池株式会社殿が開発した次世代鉛蓄電池(ウルトラバッテリー)と組み合わせた蓄電池システムを,経済産業省補助事業「次世代エネルギー・社会システム実証事業」の1 つである「北九州スマートコミュニティ創造事業」に参画して実証試験による検証を開始し,初期運用において蓄電池状態監視装置が良好に動作することを確認した。本システムは,組電池情報の他に各蓄電池セルからの情報を収集して蓄電池の状態や警報を判定するため,部分充電状態(PSOC:Partial State of Charge)での利用が可能であり,スマートグリッドなどの分野にて系統運用の効率化などに寄与することが期待される。


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