今村勝徳、斎藤恒聡、渡辺健吾、杉崎隆一

概要

持続的な光伝送容量拡大を実現するために空間多重伝送(Space Division Multiplexing; SDM)が考えられており、SDMに対応したファイバ技術としてマルチコアファイバが有力視されている。当社では、(独)情報通信研究機構の委託研究課題146「革新的光ファイバ技術の研究開発」において、マルチコアファイバを開発した。コア密度を拡大した19コアファイバや、非線形性を低減した大A eff(有効コア断面積)マルチコアファイバ、ファイババンドル型ファンアウトなど、課題146において取り組んだ開発の成果をまとめて報告する。

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