小型光ファイバ融着接続機「NJ001A」及び「NJ001M4」を販売開始
~優れた携帯性とタフボディを実現~

2016年6月20日

当社は、新たに開発した小型光ファイバ融着接続機「NJ001A」及び「NJ001M4」の販売を開始します。
小型軽量化(S123A/M4 比 40%減)により、携帯性を大幅に改善し、様々な光ファイバ通信システムの建設や保守の施工現場において、融着接続機の据え付け場所を選ぶ煩わしさを軽減します。

また、着脱可能なファイバガイド V 溝を採用し、メンテナンス性向上を実現しています。本製品を御利用いただく事で、さまざまな施工現場において施工作業の効率化が可能となります。

背景

光ファイバ融着接続機は基本性能として光ファイバ心線を低損失に接続できることが求められています。光ファイバ心線の接続損失を増加させる要因のひとつである、軸ずれの発生を少なくするためには、ファイバガイド V 溝の清掃が重要となりますが、清掃が難しいという問題を抱えていました。

この問題を解決するために、着脱可能なファイバガイド V 溝を採用し、清掃を容易にすることで接続損失増加の予防と、メンテナンスによる融着接続機の休止時間の抑制を可能としました。

光ファイバ通信システムの建設や保守が行われる施工現場では、光ファイバ心線を確実に接続する基本性能以外にも、使いやすさ、堅牢性、メンテナンス性等も重要な性能です。当社では、これらの性能を満足する新製品を開発し、販売開始することとなりました。

新製品は、単心光ファイバ接続専用の NJ001A、単心光ファイバから4心光ファイバテープ接続に対応した NJ001M4 の 2 機種をラインナップしています。

小型光ファイバ融着接続機 NJ001M4

特長

  • 優れた携帯性、作業性
  • 優れたメンテナンス性(脱着可能なファイバガイド V 溝を採用)
  • 優れた耐落下衝撃性能(760mm 自然落下 5 面)
  • 優れた耐環境性能 (IP52 相当)

発売開始日

2016年 6月末