横浜にオープンラボを新設
~オープンイノベーションを推進し、新事業創出に注力~

2016年8月17日

当社は、技術開発力の発信や社外関係者との交流、議論を通じて新しい価値を創造する場として、オープンラボ(注1)を横浜事業所内に新設します。今後、同施設を活用することで、お客様をはじめとする企業や大学、公的研究機関等との協業によるオープンイノベーションをさらに強化してまいります。

背景

オープンイノベーションとは、自社技術に他社の技術やアイデア、サービスなどを組み合わせ、新しいビジネスモデルや研究成果、製品開発等を実現する新しい取り組みです。

当社は、本年5月に発表した新中期経営計画「Furukawa G Plan 2020」の重点施策のひとつとして、「新事業の開拓加速」を掲げており、その実現のために「オープンイノベーションの活用」を強化しています。

内容

このたび当社は、長年培ってきた技術開発力を発信する場及び社外関係者との交流、議論を通じて新しい価値を創造する場として、オープンラボ(名称;Fun Lab)を当社横浜事業所内に新設します。

 Fun Lab のコンセプトは、ゲストの方々と「共知」;相互に相手の強みを認識しあい、「共感」;相互の強みを活かした新しい価値観を共有し、「共創」;共有した価値観を共同で膨らませて、オープンイノベーションを起こす場としました。
Fun Lab 内の展示スペース

Fun Lab 内の展示スペース

Fun Lab 概要

1. 主な特徴

  1. 当社のコア技術である「メタル技術」や「ポリマー技術」、「フォトニクス技術」、「高周波エレクトロニクス技術」を中心に、「超電導技術」、「ナノテク技術」、「エネルギー関連技術」の各分野における当社技術をご覧頂けます。
  2. 「共創エリア」では、全面ホワイトボードやアイディアマッチングボードで囲われたレイアウトを採用し、社外の皆様との議論を通じて新しい価値を創造しやすい場作りの工夫を実施。

2. 住所

神奈川県横浜市西区岡野2丁目4番3号 当社横浜事業所内

3. オープン日

2016 年8 月22 日(月)

4. ロゴマーク

古河のF を頭文字とし、楽しい(Fun)未来創造をイメージさせる革新を生み出す意味を込めました。ロゴ中の配色は、当社技術の発展を「青色」、オープンイノベーションによりパートナーとなっていただく社外の技術を「黄色」、それらが融合して新しい価値を生み出す技術として「緑色」、そしてそれらがスパイラルアップして上昇していく様子を表現しています。弊社が目指すオープンイノベーションの共創する楽しさのイメージをロゴで表現しています。

Fun Lab ロゴマーク

Fun Lab ロゴマーク

(注 1)オープンラボ;
生物学や物理学、情報工学の融合を目指して米スタンフォード大が2003 年に導入した施設です。日本でも、京都大学が2010 年に「京都大学iPS 細胞研究所」(京都市)をオープンラボ方式で新設するなど、教育機関のみならず公的研究機関や一般企業でも導入が進んでいます。

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