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ニュースリリース

光給電カメラの製品化に世界で初めて成功
〜電源ケーブル不要で画像伝送システムが構築可能に〜

2014年3月13日

当社は、光ファイバを使って電源を供給し、画像を伝送する光給電カメラの製品化に世界で初めて成功しました。2本の光ファイバを接続するだけで、画像を約10km離れた遠隔地に伝送することが可能です。

監視地点に電源や伝送といった付帯設備を設置する必要がないため、災害時や防災用途にご活用いただけます。

背景

従来の画像伝送システムは、通信ケーブルの他に、システム構築時に電源設備や画像伝送のための伝送設備の設置が必要であり、災害時の停電や落雷、断線等による影響を受ける恐れがありました。特に自然災害発生時は、電力供給が限定されることが想定されており、簡易で信頼性の高いシステムが求められていました。

内容

光給電カメラの写真

この度、当社は、長年培ってきた光ファイバ技術を活用して、75mWの電源を供給すると同時に、10km離れた場所に画像を低損失で伝送する光給電カメラの製品化に世界で初めて成功しました。

当社は、これまで光水位計、光浸水検知センサ、光雨量計といった各種光ファイバセンサの開発と製品化に取り組んで参りました。センシングのシステムに光ファイバを活用する利点の一つに、フィールドに設置されるセンサと屋内の制御装置が電気的に絶縁されるという特性があります。今回の製品化にあたり、この点を活かしつつ、光ファイバを使って電力を供給するシステムを開発しました。

特長

光給電カメラは、給電用と映像伝送用の2本の光ファイバを繋ぐだけで、遠隔地にあるセンター装置に画像を送ることが可能です。使用する光ファイバは、一般的に通信に使用しているSM型光ファイバです。給電用に1480nm、画像伝送用に1310nmの波長の光を使用しており、10km離れた場所から伝送損失3dBという低損失での画像伝送を実現しました。

また、監視ポイントに電源設備や画像伝送のための伝送設備を設置する必要がなく、簡単に設置するこ とができる画像伝送システムです。災害時に発生する停電や大雨時の落雷等に影響を受けにくいので防災用カメラとして活用いただけます。

システム構成図
システム構成図

今後

今後は、防災活動に積極的に取り組んでいる地方公共団体等を中心に提案し、将来的には産業用用途として、さらなる高機能(低損失、長距離)化な製品化に取り組みます。本製品の2015年度までの売上目標は1億円を目指します。

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