導入事例: 和歌山河川国道事務所 和歌山国道維持出張所
  所長 中井 哲士様

導入背景

道路附属物の管理は巡視による点検や道路施設台帳にて整理しているが、管理延長が増加している一方、整備されてから一度も更新されていない附属物もあり、道路施設台帳は紙ベースの成果物が多く存在している。また各道路台帳は個別に管理されており煩わしい状態であった。整備局においても統一した道路施設台帳の作成を行っているが、工事完成後の登録や独自データベースにて保管されていることから、最新の台帳が手元に無く、管理データも大容量であることから、現場へ台帳を貸与することとも出来ない。走行画像から作成の出来る「附属物点検表作成サービス」を活用すれば、最新の情報や一貫したデータの管理が可能と考えました。

導入効果

紙ベースの既存施設台帳のデータ化が容易。点検表の位置図や施設写真が最新情報となり、更に平面図を活用すると路線台帳となるため巡回時等の持ち出しや維持業者への貸与も可能になり利点となる。

今後は、みちてんスナップと道路施設台帳データベースを関連番号で紐付けしながら、点検表と各種施設の台帳(詳細)の使い分けをして、現場と机上において一貫性の取れたデータ管理が可能となれば、既存ストックも活用が可能と考えられる。

国道24号(和歌山市中之島)
地蔵の辻を望む