巡視業務をデジタル化

「みちてんクルーズ」は、道路巡回車に取り付けたドライブレコーダーの走行動画から、点検表の記載情報に基づき、あらためて道路附属物の動画をコンパクトに切り出しデータ化。道路附属物の日常巡視を強化し、効率的、合理的な予防保全を実現します。

道路附属物の巡視業務で
こんなお困りごとありませんか?



  • ステップ1

    動画撮影

    ドライブレコーダーを巡回車等に載せて対象道路を走行

ステップ2
  • ステップ3

    解析

    過年度点検表または施設台帳の情報に基づき、走行動画から道路附属物が映る箇所だけを自動抽出しデータ化

  • デジタル巡視

    専用の閲覧ソフトを使い、デジタル巡視データを事務所でじっくり確認

みちてんクルーズの閲覧ソフト

みちてんスナップおよびみちてんクルーズの出力データを読み込み、リストから切り出した動画データを表示。

過去データとじっくり比較し、劣化・損傷の程度を記録できます。

閲覧ソフトでの巡視作業(イメージ)

みちてんクルーズの特長

  • 経時変化をラクラク把握

    過去データと比較できるので、劣化の進行度合いを容易に把握!

  • さまざまな面からくまなく巡視可能

    複数の向きにドラレコを搭載すれば、部位ごとに重点的に巡視することも。

  • 危険な附属物をスクリーニング

    優先的に点検・補修すべき附属物を瞬時に把握し、登録できます。

導入事例

  • 日光市様との官民連携事業にて、市道全域1,450kmを巡回車で走破し、道路標識938基の点検表を「みちてんスナップ」によって全数整備しました。結果、施設種別・測位情報・所在地・全景写真・地図の基本情報が入力された点検表を作成するまでの時間が人海戦術に比べて10分の1に大幅短縮される効果が実証されました。
  • 宇都宮市様と、「みちてんスナップ」および「みちてんクルーズ」を用いた「道路の小規模附属物の点検業務の効率的な実施に係る実証実験」を実施し、国土交通省の小規模附属物点検要領(「点検要領」)が定める「巡視」および「中間点検」の一部に対応できることを確認したほか、「中間点検」の業務量を削減できる可能性も確認しました。
  • 名古屋市様のフィールド活用型社会実証支援「Hatch Meets」において、実証試験「道路標識メンテナンスDXプロジェクト」を実施し、「みちてんクルーズ」によって、附属物のさまざまな変状を広範囲に把握できることを確認しました。また、継続的なデータの蓄積によって、経年劣化の進行具合が観測可能となってくるとの期待の声も頂きました。
  • 三原市様の道路附属物個別施設計画策定業務を、中電技術コンサルタント株式会社と共同で受注しました。「みちてん」シリーズを用いて道路附属物の台帳整備と変状の有無を確認し、その結果を踏まえて中電技術コンサルタントが詳細点検と個別施設計画策定を実施します。本業務をモデルとして、他自治体においても「予防保全型」のインフラメンテナンスの普及を目指してまいります。
  • 大阪府様と道路附属物点検支援実証実験を実施いたしました。国道176号の兵庫県境~大阪市境の区間に点在する標識と照明を対象とし、デジタル点検表(施設諸元)および一覧表リスト作成を行いました。道路附属物維持管理ソリューション「みちてん®」シリーズの導入により、道路附属物の正確な把握とデジタル台帳(点検表)の作成について、業務効率化が期待できることを確認しました
  • その他、道路管理者様・点検業者様にて累計で100件以上みちてんシリーズの支援実績あり。

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「みちてん」は古河電気工業株式会社の登録商標(第6406311号)です。