PONで使われる光信号と波長

PONは、通信会社から家に送られてくるデータ信号を下り信号、家から通信会社へ送るデータ信号を上り信号といい、光の波長(色)が異なっています。

異なる波長を1本の光ファイバで伝送することを波長多重伝送(WDM:Wavelength Division Multiplexing)といいます。

1G世代と10G世代もそれぞれの下り上り信号の波長を変えているので、同じ光ファイバに共存することができます。

ONUのトランシーバーには1Gと10Gの光信号を波長分離するフィルターが入っているよ

PONのONU側に光波形を測定する光スペクトラムアナライザーを接続して下り信号を測定すると、右側の波形が測定できます。下り信号は連続発光しています。

一方、ONUの上り信号はデータを送信するときのみ発光します。これをバースト発光モードと言います。左側の波形がOLTへ入力される上り信号です。1Gの上りの光信号が他の波長に比べて幅広くなっているのは、使っているレーザーダイオード(LD)の種類が異なるからです。

1G上りの幅広い波形はFP型というLDの特徴だよ。
短距離用などの用途ではこのタイプのLDが使われるよ。
下りで使われているシャープな波形はDFB型というLDの特徴だよ。10Gの上りにも使われてるよ。