RTTって何?

高速道路で本線へ合流するときは少し技がいります。PONの上り信号は、お互いの光信号がぶつからないようにタイミングを計って光信号を発光して合波されています。実は単純に時間をずらすだけではうまくいきません。これはONUの設置している場所(OLTと各ONUの距離)が様々だからです。例えば、OLTから2kmのところのONU(A)、12kmのところにONU(B)が設置されているとします。それぞれの光信号は、同時に話し始めてもONU(B)は50μ秒遅くOLTに到達するのです。50μ秒は非常に小さい時間ですが、高速通信においては大きな時間になります。

ONUの設置場所によって上り光信号の到達時間が異なるよ。

そこでD-ONUの話していい時間をコントロールしているのがOLTになります。OLTは各ONUのフレーム往復時間(RTT=Round Trip Time)を計測し、それぞれのONUからの返事がぶつからないように調整をしたタイミングを各ONUに通知し、その決められた時間の中でONUが通信をすることになります。

なるほど!OLTの指示でONUが信号を送るタイミングをずらしてるんだ。