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夢に挑め。

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CHALLENGE
EPISODE

2050年カーボンニュートラルの実現に向け、官民あげての取り組みが本格化し、再生可能エネルギーの主力電源化が計画されている。そんな中、古河電工では、世界最高電圧の500kV級超高圧地中ケーブル・システムや、気候危機回避施策の一つとして導入が拡大している洋上風力発電向け海底ケーブル・システムの構築において、最先端の技術により電力ケーブルおよび接続部品の設計・製造・工事を進めている。開発・製造・工事を担うのは、新エネルギーの夢に挑む、仲間たちだった。

エネルギーインフラ事業

POWER CABLES 電力ケーブル
安定した電力供給を実現する電力供給網構築のため、地中および海底ケーブルがさまざまな場所で使われている。古河電工では、これらケーブルの開発・製造・布設までを一貫して担い、皆が安全・安心に電気を利用できる快適な社会インフラの構築に大きく貢献している。

PROFILE

権守 将二
電力機器技術部 技術課/2021年入社
電力ケーブル用付属品の開発とお客様向け技術折衝窓口を担当。
今井 綾香
電力ケーブル製造部 業務課/2022年入社
発変電所間の送電などに使用する電力ケーブルを製造する工場において生産管理を担当。
安川 昂志
新エネルギーエンジニアリング部 第2課/2018年入社
洋上風力発電所建設プロジェクトにおいて海底ケーブル布設の工事技術を担当。

※所属は2023年11月現在

INTERVIEW

「電力ケーブルに不可欠な
部品開発のため、
社内とお客様をつなぐ」
権守氏:電力の供給網構築には、電力ケーブルのみならず、電力ケーブル同士をつなぐ中間接続部や、電力ケーブルと受変電設備を接続する終端接続部などに使用する接続部品が不可欠です。私は入社以来、これらの部品の開発およびお客様向け技術折衝窓口を担当しています。お客様の期待する品質・ニーズに応えるべく、営業、設計、製造、品質保証、施工など各部署と綿密なコミュニケーションを取りながら業務を進めています。現在携わっているのは、275kV級~500kV級の超高圧電力ケーブルの接続部品の開発。最高位の電圧階級という緊張感の中、日々、要求性能の検証データの収集に取り組んでいます。
「まったく新しい分野への挑戦。
一から学ぶことが
やりがいになった」
権守氏:私は大学と大学院で有機化学を専攻していたため、入社して配属された電力事業部門での接続部品の開発は、自分にとって新たな挑戦でした。業務では、多岐にわたる製品の特性・仕様を理解し、お客様に説明できるレベルまで知識を押し上げる必要があります。当初は右も左もわからず戸惑いもありましたが、上司や周囲の方々の支えを受けながら、日々の業務を通じて一つ一つ学び、理解を深めることにやりがいを感じています。
「オーケストラでいえば指揮者。
あらゆるメンバーとの共創により、
すばらしい製品を世の中へ届ける」
今井氏:私の所属する業務課は、電力工場で製造する製品の材料発注から製品出荷までの一連の進行を担い、中でも私は製造工程の立案・調整や試作製品の製造・管理を担当しています。多種多様な製品について、いかにして適正な設備・工程の選定を行い、納期や仕様に合わせられるかが腕の見せどころです。
新製品や新技術の開発・製造の一環として試作製品の製造・管理を行う中で、苦労する面は多々あります。しかし、まだ世の中に出ていない製品の重要な技術開発や製造現場を自分の目で見て感じ、またその一助を担えることは貴重な経験であり、やりがいを感じます。
これらの担当業務を遂行するためには、製造技術や品質管理などの幅広い知識が必要なのはもちろん、工場内のさまざまな部署、パートナー企業との連携・共創が欠かせません。オーケストラで例えるならば、指揮者。社内外のあらゆる関係者を巻き込み、共創することですばらしい製品を世の中に送り届けるべく指揮をとります。非常に大変ですが、日々その重要性を感じ責任感を持って取り組めることを誇りに思うとともに、多くの仲間と手を取り世の中に貢献できることをうれしく感じています。
「厳しい環境下での
作業だからこそ、
相互に尊重し助け合える
信頼関係に」
安川氏:古河電工は持続可能な未来に向けて、海底ケーブルの布設工事のプロフェッショナルとして洋上風力発電所建設プロジェクトに参画し、日本の電力インフラの進化に寄与しています。私は工事技術を担当。日々の業務では、お客様の要望を聞き、営業チームと連携して最適な提案をした後、技術チームと緊密に連携してケーブルの仕様選定、布設ルート設計や資材手配、検証実験などを行っています。工事の現場では、協力会社の方々ともチームとして一丸となり、工事の進捗確認などの施工管理をします。現場は海上や船上といった厳しい環境のため、チームメンバーそれぞれが安全を最優先し、お互いを尊重しながらプロジェクトを遂行しています。古河電工には、個々の能力を尊重し、相互に助け合い、本音でアイデアを出し合い本質を追究する風土が根付いており、私自身もチームの力を最大限引き出すためにメンバーとのコミュニケーションと信頼関係の構築を大切にしています。
「経験と知識を重ね、
再生可能エネルギーの
発展に貢献したい」
安川氏:海底ケーブル布設工事は、人目に触れることの少ない仕事ですが、再生可能エネルギーの活用が社会に浸透するにつれ、この仕事の意義と重要性はますます高まっているものと感じています。普段意識していることは、常に学び続け、新たな技術や知識を取り入れる努力をすることにより、業務の品質向上につなげること。国内外の専門知識を吸収し、さまざまな現場で経験を高めることで、お客様に対してより信頼性の高いサービスを提供し、ひいては再生可能エネルギー分野のさらなる発展に貢献していきたいです。

NEXT STAGE チャレンジの先へ

これまでにない電力インフラの変革において、
日本の電力供給を支えていく。

安定した電力基幹網の構築に貢献しつつ、再生可能エネルギーのさらなる活用もかなえていく古河電工。今後は、日本全体の送電網を強化する計画である広域連系系統への貢献も目指していくという。2050年のカーボンニュートラル実現のために、古河電工の挑戦は、これからも続く。

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