夢に挑め。

夢に挑め。古河電工

POWER CABLES 525kv

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CHALLENGE EPISODE 02

2050年カーボンニュートラルの実現に向け、官民あげての
取り組みが本格化し、
再生可能エネルギーの
主力電源化が計画されている。
古河電工では、洋上風力発電向け海底ケーブルの開発や、
発電した電力を
大消費地に運ぶ長距離・大容量の
電力ケーブルの開発を進めている。
直流525kV。ケーブルの開発・製造を担うのは、
再生可能エネルギーの夢に挑む、仲間たちだった。

PRODUCT

POWER CABLES電力ケーブル
安定した電力供給を実現する
電力供給網構築のため、
地中および
海底ケーブルがさまざまな場所で使われている。
古河電工では、これらケーブルの開発・製造・布設までを
一貫して担い、
皆が安全・安心に電気を利用できる
快適な社会インフラの構築に大きく貢献している。

PROFILE

Kazuki Koyama幸山 和晃
電力技術部 第1課/2009年入社
再生可能エネルギーや超高圧電力ケーブル・プロジェクトの
コーディネートやケーブル設計・開発を担当している。
Kanta Hayashiguchi林口 幹太
電力ケーブル製造部 生産技術課/2020年入社
海底ケーブルや海底送水管を中心に新規要素技術を取り入れた
生産技術開発・製造性の改善を担当している。

INTERVIEW

「ダイナミック海底ケーブル:
波や潮流に追従可能なケーブルを開発する」
幸山氏:国内の洋上風力発電では、発電設備を海底に固定する「着床式」を中心として導入が始まっていますが、更なる導入拡大に向けて、より沖合での発電を可能とするべく、海上に浮かべる「浮体式」の開発が進んでいます。浮体式は沖合の水深が深い場所に採用され、送電に用いるケーブルには波や潮流による繰り返しの動きへの耐久性が求められます。この要求に応えるために、長期の使用においても海水をケーブル内部に浸透させない遮水性能と耐疲労特性に優れた構造を持つダイナミック海底ケーブル(ライザーケーブル)を開発しました。当社では、大規模な浮体式洋上風力発電への道を拓く、より高電圧なダイナミック海底ケーブルの開発を継続しています。
「長距離・大容量の送電:
日本の電力供給を支えたい」
幸山氏:適用拡大が期待されている再生可能エネルギーは発電地域から大消費地までが遠く離れていることが多く、長距離・大容量送電の実現、なかでも送電損失の低減が課題となっていました。そこで、従来の交流送電よりもさらに損失の少ない直流送電を可能とするべく、世界最高クラスの電圧となる直流525kVの海底ケーブルを開発しました。開発においてはケーブルの製造から布設、送電に至るまでのすべての状況を想定し、あらゆる角度からケーブル特性の検証を行いました。試作ケーブルによる船から海底への布設の模擬試験や、実際よりも高い電圧で長期にわたって試験を行うなど、実線路投入に問題が生じないことを丁寧に確認していきました。1年を超える検証期間は気の抜けない日々が続きましたが、無事に開発を完了できました。
「チームワーク:
プロジェクトに最適なケーブルシステムを
共に作り上げていく」
幸山氏:再生可能エネルギーの発電プロジェクトは、案件ごとに使用環境やお客様の要望を考慮して、専用の設計を行う必要があります。そのため、プロジェクトが立ち上がると技術的な窓口としてお客様と密に連携をとり、その内容を開発・製造など社内各部門へ展開することで、現在の技術で可能なことや新規に開発が必要なことについて議論を深めます。そして、お客様の要望と古河の技術、この2つをしっかりと結びつけることでプロジェクトに最適なケーブルシステムを一緒に作り上げていきます。その意味でお客様と私たちは一つのチームであると考えており、10~20年後の電力基盤を構築するという目標に向けて、一丸となって業務に取り組んでいます。
「製造設備の大規模改造:
海底ケーブルの製造能力を
高めるために改良を重ねていく」
林口氏:増加する海底ケーブルのニーズに応えるため、工場での製造能力も高めていく必要があります。既存の製造設備に大きな改造を施し、大規模・大量の海底線の製造に適した工場ラインを組み上げていく必要がありました。これは、過去に実績のないチャレンジなので、任されるプレッシャーはありましたが、製造能力の増強は電力事業の重要施策であり、大きなやりがいを感じていました。技術部門・設備部門などの関係者との打合せを重ね、設備の改造、部材の調達、試作などのプロセスをとにかく必死に繰り返し、どうにか成功という形になりました。まだまだ改善点はありますが、ひとまず目標としていたところまで辿り着けて、今はその達成感でいっぱいです。
「製造工程を任される責任と重圧:
仲間の努力が無駄にならないように
細心の注意を払う」
林口氏:海底ケーブル・プロジェクトには、設計検討から始まり、多数の工程を経るケーブル製造、布設船への積み込み・輸送、現場海域での布設工事などのプロセスがあります。そこには多くの関係者が参画し、数年に亘る大規模なプロジェクトになります。また、海底に布設したあとは、簡単には修理を行えません。長い時には1年を超える期間にもなるケーブル製造において、すべての工程で細心の注意を払い最高品質に仕上げていく必要があります。私が担当している工程では、ときには数十キロメートルにおよぶ長さの海底ケーブルを、巨大なターンテーブルに巻き取っていきます。巻き方が1箇所でも崩れるとそこから全部が崩れていくので、いかにきれいに巻くかが重要です。そのため事前に設備の点検・整備を行い、想定されるトラブルの解決策を練ります。もしトラブルが発生すると、長期間をかけて製造してきたものが振り出しに戻ってしまう可能性があるからです。重圧はありますが、任されることでやりがいも感じています。

NEXT STAGE チャレンジの先へ

再生可能エネルギーで、
世界規模の社会課題に貢献していく。

浮体式ダイナミック海底ケーブルや直流525kV海底ケーブルシステムの開発を進めている古河電工。今後の躍進が期待される洋上風力発電を中心とした再生可能エネルギーへの貢献を通じて、カーボンニュートラルなどの世界的な社会課題に、社内の各エキスパートが一丸となって立ち向かう。古河電工の挑戦は、これからも続く。

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