Furukawa G Plan 2020

古河電工グループは”ゆるぎない成長の実現”を目指して2020年までの中期経営計画”Furukawa G Plan 2020”を策定いたしました。事業の強化と変革、グローバル市場での拡販推進、新事業の開拓加速を図るとともに、持続的な社会の実現に向けた企業活動も強化してまいります。

重点施策

事業の強化と変革

  • 重点領域と位置付けているインフラ(情報通信、エネルギーインフラ)/自動車分野の強化
  • 事業資産営業利益率の導入、KPI管理を徹底

グローバル市場での拡販推進

  • 各エリアの属性を踏まえ、グループ内のシナジー追及
  • 光ファイバ・ケーブル事業の海外拡大
  • 目標:海外売上高5,500億円

新事業の開拓加速

  • 注力分野(インフラ/自動車)への成長投資
  • オープンイノベーションの強化

経営数値目標

当中期経営計画をスタートさせた当初(2016年5月時点)で掲げた経営数値目標を、3年前倒しで2017年度に達成いたしましたので、2018年5月に新たな2020年度経営数値目標を設定いたしました。

  2015年度
実績
2016年度
実績
2017年度
実績
2018年度
実績
2019年度
予想
2020年度中計目標
16/5
時点
18/5
時点
営業利益 271億円 386億円 448億円 408億円 400億円 400億円
以上
550億円
以上
当期純利益 100億円 176億円 285億円 291億円 210億円 200億円
以上
300億円
以上
NET D/E
レシオ
1.19 0.99 0.88 0.81 0.8 - 0.8
自己資本
比率
24.5% 27.6% 29.0% 30.3% 31% - 30%
ROE 5.5% 9.3% 12.9% 12.0% 8% >8% 10%
事業資産
営業利益率
9.1% 12.1% 13.1% 11.2% 11% 10%
以上
10%
以上

事業の強化

特にインフラ(情報通信、エネルギーインフラ)と自動車分野を中心に、事業の強化に向けたさまざまな取り組みを行っています。

情報通信

成長機会:5G(超高速・大容量、低遅延、多数端末同時接続)への対応

5G(第5世代移動通信システム)への移行が世界的に進展しようとしており、私たちの生活も大きく変わろうとしています。5Gにおいては、「超高速・大容量」「低遅延」「多数端末同時接続」というものが求められ、それらの社会的ニーズに対応する製品群・サービスの開発・拡販を進めてまいります。

<主な取り組み>

  • 通信の高速・大容量化に対応する製品群・サービスの開発と拡販の推進
  • エネルギーインフラとモビリティの融合を支える情報通信インフラ基盤構築推進への寄与増大
  • グローバルマネジメント体制の強化

エネルギーインフラ

成長機会:再エネによる電源分散化に対応する系統線整備・強靭化および連系線増強、5Gを支える電力安定供給

日本では「再生可能エネルギーを主要電源に」という政府方針のもと、①電源の分散化に対する系統線整備・強靭化 および ②連携線の増強 が必須となってまいります。また、5Gの進展により、情報通信分野でのエネルギー使用量は益々の増加していくため、高品質な電力安定供給は不可欠となります。当領域でのアジアのメインプレイヤーを目指し、将来のエネルギーミックス転換に貢献してまいります。

<主な取り組み>

  • 2016年10月より事業再編により新しい電力事業の体制がスタート
  • フォーカス領域(注)を絞り込み、強みを活かせる分野に注力
     ((注)国内の超高圧地中線および再エネ海底線・地中線、アジア海底線)
  • 工事施工能力および海底線対応設備増強

自動車部品

成長機会:CASE(軽量化・電動化・自動運転化など)の進展

自動車業界は、コネクティッド、自動運転化、カーシェアリング、電動化など、100年に1度と言われる大転換期を迎えています。当社は、来るべきモビリティー社会の中で確固たる事業体質を確立するための戦略を策定し、当社独自のコア技術と車載技術の融合により、的確に市場ニーズに応えてまいります。
*CASE:C…Connected A…Autonomous S…Shared & Services E…Electric

<主な取り組み>

  • 北米向けワイヤハーネス拡大に向けた海外拠点拡張
  • 軽量化要望に応えるアルミワイヤハーネスの受注対応
  • 自動運転に寄与する製品群の拡販(周辺監視レーダ、鉛バッテリ状態検知センサなど)

成長のための投資

インフラ(情報通信、エネルギーインフラ)、自動車分野を中心に成長投資を強化しています。2019年度は、生産性向上と合理化のための投資にも注力します。

主な投資内容

情報通信

  • 光ファイバ増産・光ファイバ・ケーブルの生産性向上
  • 高付加価値製品の開発

エネルギーインフラ

  • 長尺海底線製造能力の整備・生産性向上

自動車部品

  • 北米向けワイヤハーネス拡大に向けた生産体制強化
  • 自動運転に寄与する車載レーダ等部品事業の開発

サービス 他

  • 情報統合化システム等の合理化投資

光ファイバ・ケーブルのグローバル生産体制強化

世界各地のお客様にタイムリーに納品できるよう、世界各拠点において生産能力の増強に取り組んでいます。

中期経営計画「Furukawa G Plan 2020」の進捗について