森平英也 写真

代表取締役社長
森平英也

株主の皆様には、平素より格別のご支援ならびにご厚情を賜り心より御礼申し上げます。


当上半期(第2四半期連結累計期間)の当社グループの業績は、全般的な需要回復基調のもと順調に進捗し、前年同期比で増収増益となりました。

当期は、情報通信ソリューション事業および機能製品事業におけるデータセンタ関連製品の売上増加の一方、機能製品事業における台湾ドル高の影響や主要顧客の需要変化により、通期予想を据え置きました。

今後も成長を続けるデータセンタ市場向け製品群の生産・拡販を一層強化し、情報通信ソリューション事業や機能製品事業をさらに伸ばすことで、当期を最終年度とする中期経営計画「Road to Vision 2030-変革と挑戦-」の目標達成を目指します。

また、データセンタの大容量化に伴う電力需要の増加を支える安定的な電力インフラの構築や、データセンタの省電力・高機能化を実現するソリューション、さらには人の暮らしの豊かさ、安全・安心の向上に寄与する新事業創出など、古河電工グループ ビジョン2030の達成に向けた成長戦略を加速します。

「『つづく』をつくり、世界を明るくする。」という当社パーパスを具現化するため、社会課題の解決に向けた取組みをこれからも進めてまいります。

なお、当期の配当金につきましては、中間配当は見送らせていただきますが、現時点では2025年5月13日に公表しました、期末配当予想1株当たり120円を据え置いております。


皆様には、倍旧のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2025年12月