森平英也 写真

代表取締役社長
森平英也

需要反転・拡大を着実に捉え、2025年度に向け事業成長を図ります


株主の皆様には、平素より格別のご支援ならびにご厚情を賜り心より御礼申し上げます。


当上半期(第2四半期連結累計期間)の当社グループの業績は、主に情報通信ソリューション事業の大きな落ち込みから、前年同期比で減収減益となりました。

当期の業績予想は、情報通信ソリューション事業における想定以上の顧客の投資抑制と在庫調整の長期化により、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益を下方修正いたしました。

中期経営計画「Road to Vision 2030-変革と挑戦-」(以下、25中計)の2年目となる今年度は厳しい環境下にありますが、「古河電工グループ ビジョン2030」(以下、ビジョン2030)の達成に向けて、まずはそのマイルストンである25中計を達成するという目標に変わりはありません。ビジョン2030の達成に向けた取組みもさらに加速していきます。

当社グループは2030年のありたい姿として、社会課題の解決になくてはならない企業グループになることを目指しています。それを実現するためには、変化し多様化する社会課題に対応できるよう、機動力のある企業体質への変化が求められます。そのために、経営判断を迅速に行い、各組織が機能的・効果的に動く体制を築き上げていきます。安定した収益を継続的に生み出せるよう、財務的な課題の早期解決にも取り組んでいきます。

なお、当期の配当金につきましては、中間配当は見送らせていただきますが、現時点では2023年5月11日に公表しました、期末配当予想1株当たり60円を据え置いております。


皆様には、倍旧のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2023年12月