電力ケーブル・カルテルに関する欧州司法裁判所の判決について(敗訴確定)

2019年12月23日

2018年7月13日のお知らせ「電力ケーブル・カルテルに関する欧州司法裁判所の判決について」の後、当社は、欧州普通裁判所(General Court)の判決を不服として、同裁判所が追認したところの、欧州委員会により当社に対して課された制裁金の減額を求めて、欧州司法裁判所(European Court of Justice)へ上訴していました。

同様に上訴した同業他社に対する敗訴判決が最近続いていたところ、2019年12月19日に当社敗訴判決が下され、確定しました。当社および当社の持分法適用関連会社である株式会社ビスキャス(出資比率:当社 50%、株式会社フジクラ 50%)についても同様です。

なお、本件に関わる制裁金については、下記の通り、既に2014年3月期決算において計上済であり、今後の業績に与える影響はございません。

  • 当社に対して賦課された制裁金8,858千ユーロに対応する額の約12.5億円を特別損失として計上済。
  • 株式会社ビスキャスにおいて同社に対して賦課された制裁金34,992千ユーロに対応する額の約49.6億円についても特別損失として計上済。同社において計上した特別損失は、同社の当期純損益を通じて、持分比率(50%)相当分(約24.8億円)が当社の持分法投資損益として反映済。