「古河電工グループ 環境目標2030」改定

2022年2月10日

古河電気工業株式会社は、「古河電工グループ 環境ビジョン2050」の実現に向け、中間目標となる「環境目標2030」を改定しました。
脱炭素社会への貢献として、2050年に事業活動における温室効果ガス(スコープ1,2)排出ゼロを達成するため、2030年の温室効果ガス排出量を46%削減(2017年度比)する目標に見直しました。新しい目標は「SBTイニシアティブ」に申請中であり、その認定取得を目指しています。また、水・資源循環型社会および自然共生社会への貢献のため、水、新材料、ワンウェイプラスチックの使用量について削減目標を定める改定を行いました。
近年、気候変動による災害激甚化や海洋プラスチック問題を看過することはできず、当社グループも取り組みをさらに強化する必要性を感じています。新たな目標の達成に向けた環境活動の推進により、持続可能な社会の実現に貢献します。

環境目標2030

  1. 脱炭素社会への貢献
    (1)事業活動における温室効果ガス排出量(スコープ1、2) :2017年度比46%以上削減
    (2)バリューチェーンにおける温室効果ガス排出量(スコープ3):2019年度比20%以上削減
  2. 水・資源循環型社会への貢献/自然共生社会への貢献
    (1)水資源の有効活用を図る
    ・水使用量:2020年度比10%以上削減(原単位)
    (2)金属・プラスチックの有効活用を図る
    ・新材料使用量:2020年度比10%以上削減(原単位)
    ・ワンウェイプラスチック使用量:2020年度比25%以上削減(総量)

( 1)スコープ1:自社工場・オフィスからの直接排出
スコープ2:自社が購入した電力、熱などの使用による間接排出
スコープ3:スコープ1、2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)
SBT:Science Based Targets(科学的知見と整合した温室効果ガス排出量削減目標)