梅野和行、西井諒介、柵山慶太、齊藤愛実、岩渕潤樹、佐藤新治、宮崎浩樹、寺下広大、川又正実、小田英希、牧拓也、黒澤肇、西潟由博、武博一、賀屋秀介、奈良一孝

概要

我が国のインフラ維持管理の修繕作業において,母材へ熱影響なく塗膜・錆を手軽に除去可能な技術開発が求められ,レーザ光の照射のみでそれを実現可能なレーザブラスト技術はその候補である。インフラ維持管理における様々な分野において,我々は,社内で体系化された新事業開発プロセスに則り,お客様の声を元に迅速なシステム製品開発を進めている。本報告では,当社が培ってきた高出力レーザとその加工技術を応用した「インフラレーザ」システムとレーザブラスト技術の開発に関して述べる。レーザブラスト技術は,母材への影響なく塗膜・錆の除去速度を既存工法以上にもでき,作業者にも環境にも優しい技術になると考えられる。

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