株式会社KANZACC 水流型マイクロ水力発電機のプロトタイプを完成

2016年2月26日

株式会社KANZACC

 

本製品は現在製造を中止しており、販売しておりません。



古河電工グループの株式会社KANZACC(本社:大阪市、社長:石橋久和、以下当社)は、水流型のマイクロ水力発電機「ENEFALL-DAN 5215」を新たに開発し、プロトタイプを完成しました。今後、河川用水路などの小水路での小電力発電の展開を図って参ります。

背景

小水力を利用した発電は、再生可能エネルギーのひとつとして、各地で発電機の設置が進められています。水力発電は水量と落差により発電をしますが、発電機の設置にあたって大掛かりな土木工事が必要となるケースが多く、発電設備と合わせた設置コストが大きくなり導入の妨げとなっています。

「ENEFALL-DAN 5215」の特徴

  1. 水流型となっており高低差が小さな川や水路でも発電が可能です。
  2. 簡単に持ち運びができ、水路に沈めるだけで設置が可能となり、大幅なコスト削減ができます。
  3. 発電機の維持管理が容易で、ゴミ詰まりがしにくい構造としています。

ENEFALL-DAN 5215

主要諸元

構造 発電機タイプ 水流型
駆動方式 スクリュー直動型
寸法・重量 全長 mm 1635
直径 mm 400
重量 kg 85
発電能力 出力 kw 0.5
電圧 V 140

株式会社KANZACC概要

創業 1920年(大正9年)1月
資本金 7億2075万5千円
代表者 代表取締役社長 石橋久和
本社所在地 大阪市北区堂島浜2-1-9
主要製品 電線・ケーブル、めっき加工品、金属管・コルゲート
古河電工持株比率 99.9%(2016年2月現在)

お問合せ先

株式会社KANZACC 営業統括部 06-6345-0660